5時間 ページ5
・
スマホのメモ機能を呼び出して、少し前に書き込んだメモを開く。
そのメモには松野家への行き方が書いてあって、行くときはいつも頼りにしていた。
___そうだ。コンビニでお酒でも買って行こうかな。
確かコンビニは家の近くにあったはずだ。
あのニート六子達はいつでも暇だろうから、朝から飲んでも構わないだろう。
「寒ッ……」
また寒波が襲ってくる。
手を擦って息を吐きかけると、幾分かは暖まった。
グズグズしてはいられない。
最期の思い出が寒さの固まりとか絶対に嫌だ。
せめて、私に残された時間を有効に_____
行こう。
松野家は案外すぐそこだ。
・
951人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こころ - あれ?なんかスマホの画質悪く無い?……………あ、私の涙だ…(/ _ ; ) (2020年4月1日 18時) (レス) id: 68bb132a93 (このIDを非表示/違反報告)
霞桜 - とても感動した!!!!!!感動した (2019年12月21日 18時) (レス) id: 02fc9432b6 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ(プロフ) - アッちょっとだれかタオルください目から汗が止まりません(*´;ェ;`*) (2019年7月29日 2時) (レス) id: 58ea8aaecc (このIDを非表示/違反報告)
しゃーちゃん - ΩÅΩ;泣きそうだった (2019年6月19日 18時) (レス) id: 6e21cc5c2e (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 凄い良かった! (2018年1月28日 21時) (レス) id: dfa48f9dbe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:尸 | 作成日時:2015年12月28日 11時