不器用な愛の形 2 (ページ24)

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朝起きるといつの間にかベッドの中で

あー昨日あのまま系さんのとこで寝ちゃったのか

隣で規則正しい寝息をたてて眠る系さん

系さんの腕にがっちりホールドされちゃってます

あ、いいこと思いついちゃった

「できた」

腕につけてた髪ゴムで系さんの前髪を縛った

いつも前髪長いんだもんちゃんと目が見えないから

縛ってみたけど…

「思った以上にやばいな…」

かっこよすぎてね、やばい

んんんんんんーーー！！

ベタ惚れじゃん私

ちゅっとおでこにキスをして

朝ごはんは何か作ろうかな、と思ってベッドを出ようとした

が、

腕を引っ張られいつの間にか系さんが私をまたがる形に

「あ、あれ、系さん起きてたんですね」

これはやばいぞ

系さんのSスイッチが入ってしまう

中「寝込み襲うなんてお前も成長したもんだなあ」

「いやこれは、ちが」

ふーんという系さんは

いつも前髪で目が隠れているからあまり意識しなかったけど

私が縛っちゃったもんだから

色っぽく私を捕らえている

「系さん…あまりこっち見ないでください」

ドキドキするから、と言うと

噛み付くようにキスをしてきた

「系…さん…んっ」

中「ハッ、んな声だすな馬鹿」

止めれなくなるから、という系さんはベッドをでて

朝ごはん作るぞ～なんて言って頭をぽんぽん

最後に夜は覚悟しとけよばーか

って

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