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Aside



拓「ねぇ」

トレタリの休憩中、拓弥が珍しく
あたしを呼び止めた。

貴「ん?」
拓「これ虫刺されだよね?さっきから痒い」

そう言って二の腕を指差す。

貴「あ、刺されてる」
拓「やっぱり?」
貴「んー、待ってて」
拓「うん」


拓弥から離れて近くにいたスタッフさんに
話しかけた。

貴「あの、」
「はい!」
貴「虫刺されの塗り薬ありませんか?」
「あ、ありますよ!」

そう言って救急箱から
塗り薬を取ってきてもらい
受け取った。

貴「ありがとうございます」
「いいえ!相良さんって超特急のみなさんに
懐かれてますよね」
貴「え?あー、多分同級生だからだと思います」
「えっ、同級生だったんですか?」
貴「はい」

拓「Aー」
貴「あ、じゃあ、ありがとうございました」

スタッフさんに会釈をして
拓弥のところに向かった。


拓「寄り道はよくない」
貴「話しかけられたの」
拓「ふーん…仲良いですねって?」
貴「うん」

拓「ん」

腕をまくってあたしに突き出した。

貴「ん?」
拓「やって、マネージャー」
海「俺が塗ってあげよう」
貴「わ、びっくりした」

拓弥との間に、急に海が割って入って
あたしが持ってた塗り薬を奪って
拓弥の赤くなった跡に塗る。

海「ほい、おわり」
拓「ありがと」

何故か、高校生の時から事ある事に
拓弥と海は張り合う仲になった。


海「そういや、この前お前が言ってた店さ」
拓「あそこいいだろ」
海「めちゃくちゃいい」

貴「……」


まぁ、仲良さげにやってるからいっか



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設定タグ:超特急 , 小笠原海 , カイ   
作品ジャンル:恋愛
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さーちゃんまん(プロフ) - すごく面白かったです!猛虎の作品が更新されないのは悲しいです。。それくらい子の作品だいすきです!これからも頑張ってください! (2018年6月18日 20時) (レス) id: 419d84e20f (このIDを非表示/違反報告)
しっぽ(プロフ) - まゆさん» 読んでくれてありがとうございます(^o^)あきらとも読むんですね!!すごい...いっぱい読み方あるんですかね笑 (2018年6月16日 15時) (レス) id: 1a9c6622d3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - いつも読んでて、35話目読んだ時に思わずコメントしたくてコメントさせて頂きます(^^) わたしが学生の頃、太陽って書いて『あきら』って読む男子生徒いましたよ〜! 超特急知って、逆にタカシって読むだ!?ってビックリしました! (2018年6月16日 15時) (レス) id: 486f5dba3f (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - いえ! (2018年6月15日 23時) (レス) id: 04a136b6a3 (このIDを非表示/違反報告)
しっぽ(プロフ) - あいかさん» うわ、ほんとだ!!ご指摘ありがとうございます!! (2018年6月15日 21時) (レス) id: 1a9c6622d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しっぽ | 作成日時:2018年6月10日 1時

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