ep.7 敵との遭遇―Encounter― ページ30
爆豪・切島「｢ぃでっ！｣」
やや強引にクラスの最後方に二人を追いやったエリーは、すぐさま13号に“個性”の発動を促す
夢主「先生、早く“個性”を！」
13号「！
ブラックホール！」
敵１「っ…！
なるほど…あくまでも生徒には、手出しさせない心づもりですか…」
敵と13号が、実質的な一騎打ち状態にある中、Aは頭の中で作戦を練っていた
夢主「(今のところ、現状をひっくり返すのに一番手っ取り早い方法は、律経由で本校舎にいる先生方に助けを求めることだけれど、そんなことをすればをすれば、向こうに“個性”の通じない連絡手段があると知られてしまう
それ以外となると、誰かが本校舎まで走っていくことになるけれど…)
…飯田君、ここから本校舎まで全力で走ったら、何分くらいかかるか予測できる？」
エリーが横に立つ飯田に小声でそう尋ねると、
飯田はけげんな顔をしてAを見る
飯田「A君？
いったい何を言い出すんだ…」
夢主「こっちを見ないで 奴に気付かれる」
敵や13号を見たまま、エリーは淡々と言葉を続ける
夢主「今、先生方は二人とも敵の相手をしていて、とてもここから動けるような状況ではない…
かといって、このままでいれば、おそらくは先に13号先生が突破される
そうなった場合、私たちにできることは、協力して自分達の身を守ること一択になってしまう
それを避けるためには、誰かがこの施設の外…
つまりは本校舎へこの状況を伝えに行く必要があるわ
それに最も適しているのは飯田君、あなたなの！
『誰かを助けるために“個性”を使う』…今がその時なのよ！」
飯田「しかし…クラスのみんなを置き去りにするなど、委員長の風上にも！」
そういって反論しようとする飯田に、エリーは襟首をつかみ、顔を近づけながら続ける
夢主「いい加減にして…」
そういったエリーの目は殺気とはいかないものの、明らかに普段の穏やかなものとは違う、鋭く、相手を怯(ひる)ませるかのような強い光を放っていた
飯田「っ！」
夢主「今のこの状況で、委員長がどうこうなんて関係ない
今できる最善のことを一人一人が行動に移す…
それが今ここにいる私たちに求められることよ」
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そよ - 緑谷君がいないですよね。 (2020年8月16日 6時) (
レス) id: b161648529 (このIDを非表示/違反報告)
凜香 - わー♪頭の中がパンクしそう♪設定、特に今のE組の関係しりたい♪憧れって殺せんせーかな♪ (2020年1月14日 0時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
カンパニュラ(プロフ) - 天川さん、リクエストありがとうございます！できる限り頑張ってみます!! (2018年9月30日 15時) (レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
天川(プロフ) - 見させてました！！主人公は緑谷くんの立ち位置なんですね！そこでリクエスト？をお願いします。緑谷くんを敵の方で登場させたりはできないでしょうか…？そんな展開も面白いかな〜ということで、お願いします。 (2018年9月29日 22時) (レス) id: 14e99eec09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カンパニュラ | 作成日時：2018年9月22日 16時
