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貴｢ただいまぁ、わぁっ｣
亮｢ママ！おかえり！｣
玄関を開けるとスタンバイしてたのか
辰哉と一緒に先に家に帰ってきた亮平が飛び込んできた
貴｢もう、危ないなぁ笑｣
亮｢くははっ、びっくりしたぁ？｣
貴｢したよー、亮平びっくり箱みたいだね？｣
亮｢んふ｣
あたしを驚かせるミッションは成功したらしいです
亮平が一足先にペタペタとリビングに向かう
寝室に入って上着と荷物を片付け、
亮平が向かったリビングに。
深｢おかえり、もうご飯できるよ｣
貴｢ただいま、ありがと｣
深｢そうだ、亮平のお迎え行ったらさぁ｣
貴｢うん？｣
ご飯を作りながら話す辰哉に
近づいて聞き返した
深｢亮平、女の子と遊んでてさ｣
貴｢へ？｣
深｢女の子の方が、亮平に好きって言ったのよ｣
貴｢え！？｣
亮｢ママぁ？どうしたの？｣
貴｢なんでもないよ〜…それで亮平は？｣
深｢それが、｣
﹏
｢まりね、りょうへいくんすき｣
亮｢？りょうへはね！ママすきなの！｣
｢ママじゃなくて、まりすきになってー？｣
亮｢？？やだよぉ｣
﹏
深｢で、その女の子泣いたらしいけど
亮平はなんの事だかさっぱり｣
貴｢ぶふっ…いや、ちょっとまって笑｣
深｢こら笑｣
貴｢笑っちゃいけないのはわかってんだけど…笑｣
深｢ははっ、亮平がわかってないのがおもしろいよなぁ
小さい今はママが一番だからなぁ…笑｣
貴｢小さい子はわかんないもんね、しょうがない｣
深｢…とか言って、心の中ではガッツポーズだろ｣
貴｢バレた？｣
片方の口角を上げて目を細めた辰哉は何故か得意げ
深｢まぁ、今はそうやって余裕ぶっかましとけばいいさ
いつか彼女できて………彼女……｣
貴｢自分で言って想像して悲しんでんじゃないよ｣
深｢亮平ぃー！パパといっぱい遊ぼうなぁーーー！！｣
亮｢んぅ？あそぶぅ！｣
貴｢ちょ、そっち行くなら火消す！｣
深｢すいやせん、やります…｣
いじけて猫背がさらに猫背になった背中を見て
いつかその日が来ると思うと…
やっぱりちょっと寂しい
あたしもあたしか。
貴｢もう…笑｣
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まる(プロフ) - 桜井サラさん» はじめまして、コメントありがとうございますー！そうなんですね！やってよかった☺️これからもよろしくお願いします！ (2021年9月28日 21時) (
レス) id: 260391a30d (このIDを非表示/違反報告)
桜井サラ(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませていただいてます！今日はじめてのおつかい見て、この作品の亮平くんのおつかい見てみたいなーと思ってたんです！嬉しいです😍楽しみにしてます！ (2021年9月26日 3時) (レス) @page45 id: aa947d258f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる
| 作成日時：2021年5月12日 12時
