42. ページ42
-
佐｢おっちー！！｣
深｢うっせぇよっ笑｣
渡｢他に客いたらどうすんだよバカ｣
佐｢いてっ｣
カウンターでグラスを磨いてると
入ってきたのは佐久間と翔太
珍しい組み合わせ…
チョップをくらった佐久間は
頭を擦りながらカウンター席に座る
佐久間に対してのあたりが強い翔太は
ニヤニヤしながらなんだかんだその横に座る。
佐｢オレンジジュース！｣
渡｢お前いつになったらコーヒー飲めんの？笑｣
佐｢うっせ！飲めないもんは飲めないの！｣
渡｢おれコーヒー｣
佐｢あ、ケーキ食べたい！新作出たんでしょ？｣
深｢うん、種類増えた｣
渡｢俺も食べる｣
メニュー表を渡しすと、
吟味し始めた2人。
佐｢…切り株ケーキ？ふっか、なにこれ？｣
深｢バウムクーヘンだよ｣
へぇー！なんて感心してる佐久間の横で
翔太がびっくりした顔で俺を見る
渡｢種類の数えぐえぐじゃん｣
佐｢たしかに、すげぇな｣
深｢最近、めめと康二も作ってくれてんのよ
ホールを何個か作ればすぐなくならないし｣
佐｢まぁじ！？すげぇな！｣
渡｢俺このフルーツロールにする｣
佐｢おれ切り株ケーキ！｣
2人の注文通りの品を冷蔵庫から出して
1人分を切って、飲み物と一緒に出すとキラキラした顔。
この瞬間だけ、みんな子どもみたいになるんだよな
渡｢すげぇ…｣
深｢2人とも、お菓子の作り方の本とか
読み漁ってて、勉強してくれてるみたいで。
…モデルとカメラマンの仕事で忙しいのに｣
何かを思い出したのか、
口に入れたケーキを飲み込んだ佐久間が
佐｢そういえばこの間、雑誌にめめ載ってた｣
深｢まじ？｣
佐｢まじ。結構大きいスペースで｣
渡｢すげぇじゃん、いつか表紙も飾ったりして｣
深｢有り得るなぁ…｣
渡｢でも、本格的にモデル業やるなら、なぁ｣
俺の顔を見た翔太の言いたいことはすぐわかった
深｢ここを辞める時が来る｣
佐｢そうじゃん！え、寂しっ｣
渡｢その時は常連客として来るといいな｣
深｢そうだな｣
-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2178人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まる(プロフ) - 桜井サラさん» はじめまして、コメントありがとうございますー！そうなんですね！やってよかった☺️これからもよろしくお願いします！ (2021年9月28日 21時) (
レス) id: 260391a30d (このIDを非表示/違反報告)
桜井サラ(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませていただいてます！今日はじめてのおつかい見て、この作品の亮平くんのおつかい見てみたいなーと思ってたんです！嬉しいです😍楽しみにしてます！ (2021年9月26日 3時) (レス) @page45 id: aa947d258f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まる
| 作成日時：2021年5月12日 12時
