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***
「猪かよ!」
「そっちは猿だねぇ」
十亀が突っ込み、桜くんが避ける状況が続いている。
なんで十亀は下駄履いててそんな動けるんだ。
「ワンパターンだ、なっ!!」
「もう合わせてくるかぁ…器用だねぇ」
再び突っ込んできた十亀に桜くんが蹴りを入れたものの 全く効いていないのか、十亀はすぐに桜くんの足を掴んで叩きつけた。
倒れた桜くんを踏みつけようと足を床に叩きつけ、それを桜くんがかわす。
その状態が3回ほど続くと 桜くんが十亀に体当たりしたものの、十亀は桜くんの頭を掴んで片手で床に打ち付けた。
「さっすが十亀さん!!」
「ブッ倒せ!!」
「相変わらずヤバすぎるぜ!」
「マジ強え!!」
ワァっと周りが盛り上がっている。
今のところ、十亀が優勢かな…?
「__今の君の方が、圧倒的にダサいよねぇ
人に好き勝手言ったり、かっこつけたり
それは力のあるヤツにしか許されない。
君が好き勝手できるのは 強い群れの中にいるからでしょ?」
桜くんの胸ぐらを十亀が掴み上げる。
…大丈夫かな、桜くん。
「風鈴の笠が割れれば 静かになるみたいに…
一人じゃなにも言えないんでしょ?」
十亀がそう言った途端、掴み上げられている桜くんが顔に殴りかかる…と思いきや、十亀の腕を掴んで固定し、反対の手で腕を殴りに行った。
「確かにお前ぇの言う通りだ
自由は力のあるヤツにしか与えられない
力がなきゃ…
__自分なんて押し通せねぇ!!」
『!』
桜くんからの攻撃を避けるため退いた十亀に、
桜くんは側宙をして蹴りを入れた。
「でもお前にはオレが…そう、見えてるんだな
だったら…
__お前ぇには 死んでも負けらんねぇわ」
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時雨。(プロフ) - るしなさん» わーーーありがとうございます!!書き方たくさん試行錯誤してるのでうれしいです( ; ; )♡ (10月27日 19時) (
レス) id: 750e46a124 (このIDを非表示/違反報告)
るしな(プロフ) - 素晴らしい作品に出会ってしまったのでコメントせずにはいられない!!すごく私好みのお話で、文章の書き方もお上手でとても読みやすいです!!更新楽しみにしてます! (10月26日 22時) (
レス) @page17 id: a2e86ee27e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨。 | 作成日時:2025年10月3日 18時


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