No Way Back…# WEST

No Way Back……17 ページ18

重岡
「…別に俺の許可なんて」


藤井
「ほな決まりね。

改めてよろしく。」



「あ…よろしくお願いします！」






重岡さんの事が気になるけれど


ほかの人達の優しい雰囲気に

私も本当に嬉しくて
安心していた。







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ー重岡 Side





…あの時言いかけたけど言えなかった



流星に先越されてしもうた。


重岡
「はぁ…」




神山
「しげ？」



重岡
「あー神ちゃん」





ベランダ的なところで
1人涼んでると
そこへ他の6人の中でも一番の理解者である
神ちゃんが。





神山
「しげ、言おうとしてたんよな。

ここにおってええよって。」




重岡
「…ふっ、さすがすぎやん神ちゃんは。

俺のことはお見通し？」




神山
「まぁね。

長い付き合いっしょ。」





重岡
「……神ちゃんはどう思う？」




神山
「どう思うって？」





重岡
「…直感なんやけど、流星の奴さぁ、
多分Aのこと好きなんやと思うねん。

優しいのが特別ってわけちゃうけど。


…そんな気する」




神山
「…そか。


で？しげはどうなん？」





重岡
「え……」

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