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(side YELLOW)
小「そんなことある…?」
「むりwwww」
神ちゃんから貰った手裏剣をはるきが飛ばして、しげがちょっと大人げなくその記録を越して。
それを取りに行ったのんちゃんが手裏剣をくわえて「ワン!」と犬の真似をし始めたところで無情にもアラームが鳴り響く。
くわえていた手裏剣を落として絶望の表情を浮かべてフローリングにうつ伏せになるのんちゃんを見ながら姫含め全員でもう大爆笑。
さっきも涙浮かべながら笑ってたけど今も顔真っ赤になるほど笑ってる。
はー、おもろ、ほんまおもろい人間の集まりやわ。
「笑いすぎてしんどいわ、次なに?」
桐「次おやつや。メンバー集合しよか」
中「ほらスべり犬はやくw」
スべり犬のんちゃんも戻ってきて、全員でテーブルを囲みながられんらくノートの確認。
好きなおやつはアイスクリームとハイチュウで、歯磨きもやり方があるみたい。
桐「アイスたべるひとー」
「はあい」
藤「いやいや」
「あ、ごめん素で言うてもた」
桐「アイス好きやもんなw Aも食べよかw」
小「だから可愛いことすんなって!!」
「いや恥ずかしい恥ずかしい、やめて」
れんらくノートを読み上げてくれてる照史の声に、テーブルの上の折り紙を片付けながら何の気なしに応えたであろううちのお姫さんは、耳真っ赤にしてそそくさと立ち上がって。
いやどんな可愛いねん、って多分全員が思ってるし、しげに至ってはもうにやにやしてもうてる。
俺の彼女かわいいやろみたいなドヤ顔やめろ。笑
おやつのアイスを選びにAと流星がはるき連れてキッチンに向かって、後ろからしげがイタズラしながら追いかけて。
いやせっかくキッチン行ったのにお前が追いかけてるからリビング戻ってきてもうてるやん。
はるき楽しそうやしええけどさ。
重「おしっこ?おしっこ行きたいん?」
藤「いこいこ」
重「おトイレあるかな〜?」
「しげちゃんはよ、大人の我慢と一緒ちゃうんやから」
重「へいへい」
完っ全にオカン。
れんらくノートの確認してからちょっとおどけながらトイレに向かうしげへの注意がもう完全なるオカン。
結局ちょっともれてしまったらしく、だからもう、と替えのパンツをトイレに運んであげるところまでオカン。
普段の私生活はしげもAも揃って秘密主義やけど、なんとなく日常の一部が垣間見えたような気がしてちょっと新鮮な気持ちになった。
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亜由 - 楽しく読まさせて頂いてます。イブとクリスマスのお話が読みたいです。イブはシゲとクリスマスはメンバーと一緒のお話。 (2022年12月23日 16時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
竜胆(プロフ) - 亜由さん» 亜由さん、コメントありがとうございます。読んで頂けて嬉しいです、丁度本日書いていたので書き上げる活力になりました。ありがとうございます、それとお待たせしたようですみません。またお時間のある際に覗きに来て頂けると喜びます。楽しんで頂けますと幸いです。 (2022年12月20日 21時) (レス) id: 4b185b5ed0 (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - 遅くにすみません。小説読みました。白と赤の日常のお話が読みたいです。 (2022年12月20日 3時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:竜胆 | 作成日時:2022年11月17日 18時