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14:00。
中「何して遊ぶ？」
重「はるき遊ぶんだいすきやな〜？」
救世主の来訪から10分。
響くアラームをきっかけにして始まったお遊びタイムは、折り紙に決定して。
もうこの10分ですっかりこの空気に馴染んだ姫ははるきを膝に乗せながられんらくノートの確認。
台本を覚えるみたく真剣に目を通したかと思えば、ゆっくりとはるきを膝から下ろしてテーブル周りを片付けるがてらキッチンへ。
「なに皆なんでこんな荷物あるん？」
神「なんか無人島に持っていくなら何、みたいなアンケートで持ってきてん」
「誰こんながっつりキャリー持ってきてんの」
藤「おれ〜」
小「流星これ枕とクッション入ってんねんで」
「絶対どっちかでええやん」
藤「ちゃうねん用途があるんやって」
中「俺とおんなじツッコミされてるわw」
楽しげに笑いながら手際よくテーブルの上のコップを持ってキッチンに向かった彼女はゆっくりと冷蔵庫を開けて、つらりと中を見る。
「…晩御飯なぁ、」
重「ハンバーグ作れるやろ」
「うん？しげも冷蔵庫見た？」
重「来てすぐ見た、ちゃんと肉もあるし」
「色々あるなあ、なんでも出来そう」
重「…今日来おへんのか思た」
「寂しかった？」
重「あーほ、調子乗んな」
どこかお互い安心したような2人は嬉しそうに微笑みあって、また皆の輪に戻った。
テーブルを囲むようにして集まった8人は、各々が久しぶりに触れる折り紙を手にしながら懐かしそうに折り始めて。
一番ブランクのない小さなひとりの手元を見ながらにこやかに折り紙遊びを楽しむ。
中「俺これ、みて」
「淳太くんそういうとこほんま可愛いよな」
中「メンバーカラー好きやねん」
「かわいいわぁ」
小「ママは？どれする？」
「望くんが好きなのでいいよ？」
小「ちょっと待って、乗ってくれると思わんくて俺戸惑ってる！！」
「自分から仕掛けたのにw」
小「あんまり可愛いことせんとってよ！！」
「理不尽」
2人に挟まれながら赤い折り紙を手に取って、小さな手が動くのを見よう見まねで同じように折っていく。
保育科出身パパのスムーズな進行のもと、皆で色とりどりのチューリップを折っていれば、大きな5歳児がひとり飛行機を折り始めて。
桐「はるきじゃあさ、紙ヒコーキする？」
重「飛行機ビューン知ってる？」
しってる、と可愛らしく応えた小さなパイロットと共に、紙ヒコーキ大会が始まった。
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亜由 - 楽しく読まさせて頂いてます。イブとクリスマスのお話が読みたいです。イブはシゲとクリスマスはメンバーと一緒のお話。 (2022年12月23日 16時) (
レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
竜胆(プロフ) - 亜由さん» 亜由さん、コメントありがとうございます。読んで頂けて嬉しいです、丁度本日書いていたので書き上げる活力になりました。ありがとうございます、それとお待たせしたようですみません。またお時間のある際に覗きに来て頂けると喜びます。楽しんで頂けますと幸いです。 (2022年12月20日 21時) (レス) id: 4b185b5ed0 (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - 遅くにすみません。小説読みました。白と赤の日常のお話が読みたいです。 (2022年12月20日 3時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜胆 | 作成日時：2022年11月17日 18時
