6話 ページ7
藍沢side
その日、何があるのかは誰もわからない。
だが、起こったら起こったでその時だ。
幸せな日々もそこで終わるのかもしれない。
ホットラインが鳴り響く医局に緊張感が響き渡った。
白「翔北救命センターです。」
〔木更津市消防よりドクターヘリ要請です。東京湾を運行するフェリーが濃霧のため海ほたるに衝突。少なくとも20人以上の傷病者。平砂浦総合病院にもドクターヘリ要請しています。〕
この1本のホットラインが…
闇に落とされることはまだ知らない。
だが、救う命を救えるだけ救う。
救命医としてやれることは全て。
たとえ、可能性が低くても。
白「藍沢先生と私で先に行く。」
雪「わかりました。」
藍「行くぞ」
雪「はい。」
白「ピストンで緋山先生、藤川先生、冴島さん。名取先生たちはそのあと来て」
果てしなく青い空は事故現場に近づくにつれ、
灰色と化していた。
その光景を見て俺まで息を呑んだ。
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aoi20060520(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2019年2月23日 22時) (レス) id: fa456972a3 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - のえるさん» 楽しみにしてますね! (2018年11月15日 22時) (レス) id: aafacab0de (このIDを非表示/違反報告)
のえる(プロフ) - のんさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年11月12日 22時) (レス) id: 826e548b7f (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - この小説めっちゃ好きです!次も楽しみにしてますね! (2018年11月11日 23時) (レス) id: aafacab0de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のえる | 作成日時:2018年10月24日 21時