公安と同居？！【安室透／降谷零】

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園子「えー、安室さんの彼女かと思ったのに」




ちょっと不満げに園子ちゃんが言う




いや、まぁ、彼女だけどね




蘭「でも、なんでその幼なじみがこのパーティーに？」




凪「あ、それは、ほら、A姉普段パーティーにいないからたまには来てよって話になって誘ったら、お母さんがそれなら［透くんも］って言っちゃってw」




あ、凪ちゃんと空気読んでる




いい子だねぇ




その瞬間、誰かの携帯電話の着信音が聞こえた




私と零はすぐに自分の携帯を確認した




公安からの呼び出しだったらすぐに反応しないといけないからね




案の定零の携帯だった




着信画面を見た後ほんの一瞬だけ、顔が強張ったのを見逃さなかった




うーん、こりゃ組織かな？？




安室「はい。あ、すみません、電話がかかってきたので少し抜けますね」




みんなに笑顔を向けるも私に対しては目で外に出ろ、と訴えている



はいはーい




行きますよ




『ごめんなさい、ちょっとトイレに行ってきます』




新一「じゃ、俺も一緒に行きますよ。」




いやいや、新一くん



君は確実にさっきの零の私に向けた目を見たから好奇心で来たいだけでしょう




でも、トイレに行きたい、と言うものを否定することもできなく、一緒に会場の外へ




離れたところには壁に体重をかけて腕を組む零の姿が




いや、かっこ良すぎでしょ




じゃなくて、




『で？何？誰から電話？』




降谷「その前に、新一くんがなぜここにいる？」




私は不可抗力だ、と言うように肩の上に手をあげ首を横に振る





はぁー、とため息をついた後に話し出した




降谷「組織からだ。今日開催される神月家のパーティー最中に爆弾を爆破させるそうだ」




やっぱり組織か…



でもマジか、組織って聞いただけで新一くんは息を飲んだのにここに爆弾って…



流石に予想していなかった展開に緊張をせずにはいられなかった




でも、なんでだ？




新一「でも、なんでそれを安室さんに？関与しないならいらないんじゃないんですか？」




うん、そうだよね




なんで関与しないはずの零に連絡するんだ？




安室「それは……」




言いにくそうに言葉を止める




『何？早く言ってよ』




安室「俺が前に組織の命令で手を組んだのが…美織雅和〔みおり まさかず〕だったんだ」




新一「え、〔美織〕って…」




ま、まさか…




お父さん？！

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