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零 side
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あれから30分経ってもまだ帰ってこない
佐伯に聞くか…
このタイプの女性はどうも苦手なんだがな…
降谷「佐伯」
佐伯「はぁ〜い。あ、零くん!なになに?どうかしたのぉ?」
やっぱりこのタイプは俺には向いてないみたいだ
この喋り方だと吐きたくなる
降谷「Aが見当たらないんだが…知ってるか?」
佐伯「えぇ〜?あ、Aさんねぇ〜、なんかぁ、公安やめるっていってましたよぉ〜?」
は?Aがそんなこと言うはずないだろう
こいつか、Aを行方不明にさせたのは
降谷「おい。知っているんだろう。教えろ。」
俺の中でもかなりキツめに睨んでやったら案の定すぐに本性表した
佐伯「フン!アイツが悪いのよ…私から零くんを奪おうとしたんだから!自業自得ね。でも、もう邪魔されないわ…アイツは私たちの元に帰ってこれないもの…」
なっ…!!
降谷「悪いが、俺は一度もあんたを女として意識したことはない。ついでに、俺が好きなのはAだ。どうか見誤らないでいただきたい。Aは今どこにいる?!」
佐伯「だからぁ〜もういないんだってば〜」
は?
Aがもういない?そんなはずはない
『ねえ、佐伯さん、誰がもういないって?』
聞きなれた声が聞こえ俺はすぐに振り返る
佐伯は驚いた顔をしてる
『零、そいつ私のこと閉じ込めた挙句あそこにいる3人も脅迫したの。よって、脅迫、誘拐で公安はもう続けられないわよね?』
降谷「ああ。当たり前だ。お前には今から捜査一課に『容疑者』としていってもらう。」
俺の言葉に佐伯は真っ青だ
あたりまえだろう
人の恋人をこんな風にしやがって…
よく見てみると、Aの服はススか何かで汚れていて顔にも汚れが付いている
『ごめんね、零。ちょっと気ぃ抜いてたわ。』
Aが悪いかじゃないのに謝ってくる
あぁ…今、どうしようもなくこいつを抱きしめたい
俺はその衝動を抑えてなんとか仮眠室までAを引っ張り鍵を締める
『れ、零?どうしたの?』
降谷「佐伯の言ってたことが事実じゃなくて…よかった…!!」
気づいたら俺はAを抱きしめて涙を流していた
彼女はそんな俺を見ながらポンポンと頭を撫でてくれる
『はいはい。私は逃げないよ。安心して、零』
そう言いながらAは、手を頭から俺の背中に回しギュッと抱いてくれた
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shibuyu(プロフ) - こんにちはさん» ごめんなさい!それ私も気付いてたんですけど今更直すと色々あるかなって思って直してないんです!でもご指摘ありがとうございます!次にこの単語を出すときは注意しますね!これからも作品をよろしくお願いします! (2020年3月30日 14時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
こんにちは - お話面白かったです!1つ気になったことは降谷さんは『警視庁公安部ゼロ』じゃなくて『警察庁警備局警備企画課のゼロ』ってところですかね...警視庁にはゼロはありませんからwまぁ細かいですしあまり気にしないでください。これからも更新頑張ってください。 (2020年3月29日 21時) (レス) id: 0542b8d48a (このIDを非表示/違反報告)
shibuyu(プロフ) - 千斗さん» 今気づいた…直しときます! (2019年12月24日 17時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
千斗(プロフ) - 34の次が37……? (2019年12月22日 22時) (レス) id: d7da2dbe0d (このIDを非表示/違反報告)
shibuyu(プロフ) - 千斗さん» すみません!気づきませんでした!あ、作者です!本当にありがとうございます!直しときます! (2019年12月8日 23時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーり☆ | 作成日時:2019年7月10日 19時