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18話 ページ20

さて、ナルトを探しに行かなくては。


サスケには緊急の任務でしばらく出かけると伝えてきた。

「ああ」と口では納得していたが、その態度が寂しさを物語っていて本当に申し訳ない気分になったが、仕方がない。

「今度絶対埋め合わせするから!」と誓い、今日はこのままナルトと一緒に帰ってあげることにした。



前世の原作の知識を頼りに、ナルトの元へ急ぐ。


「ナルトは……」
「……てばよ!」


しばらく歩いていると、遠くの方から聞きなれた声が聞こえてきた。

目を凝らしてみると、ナルトとナルトに引きずられて歩くイルカ先生の姿が。



「ナルトーーー!!」
「あ!ねぇーちゃーーーん!」


声をかけてみると、私に気づいたナルトが嬉しそうにぶんぶんと手を振る。

原作通り、ナルトにけがはなさそうだ。しかし、イルカ先生が重症。
これは大変だと慌てて駆け寄った。


「先生!大丈夫!?」
「あぁ……まあ、怪我はしてるが…」

怪我を見る限り、見た目ほど酷くなさそうだ。

よかった、私は医療忍術が上手くないから…


「先生、火影様に報告に行くついでに医療班に治療してもらいましょう」
「あぁ、そうするよ」


さっきからウズウズと話したそうにしていたナルトが、会話に一区切りついたことを察して嬉しそうに話し出した。


「あのさあのさ!ねーちゃん!見てくれよ、これ!」

ナルトは自慢げに頭を突き出す。


「あ…額当て!」
「俺ってば、アカデミー無事卒業だってばよーーー!」


ナルトは嬉しそうに飛び跳ねた。
背負われている先生が「痛い痛い、ナルト!」と言うが、ナルトには聞こえていないようだ。


「よかったね、やっぱりナルトはできる子だって信じてたよ」
「俺ってばさ、スッゲーのできるようになったんだってばよ!」


嬉しそうに影分身の術について、ミズキ先生と対峙した話について、ナルトは嬉しそうに語った。

あまりのハイテンションをなだめつつ、火影様の元へ向かいながらナルトの話に相槌を打つ。


そうしてあるいていると、いつのまにか火影室についていた。


「ナルト、私火影様とお話ししてくるから、その間にイルカ先生を治療してもらってきてね」
「おう!任せろってばよ!」


ナルトは先生に「さっ、イルカ先生!」とグイグイ引っ張って行った。

姿が見えなくなってもまだ「痛っ、痛っ、痛いってば!」というイルカ先生の声が聞こえ、本当に大丈夫かな…?と思いつつも火影室に入った。

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紗菜 - 続き、待ってます。 (2022年12月13日 23時) (レス) id: c2a2213ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ワス - 応援してます(˘ω˘ ) (2022年2月7日 9時) (レス) @page47 id: f51baff03e (このIDを非表示/違反報告)
がー(プロフ) - もう大好きです!絶対続編読みたいです!もうやばいで大好きいいいいいいい!!! (2019年9月26日 0時) (レス) id: 8eb0f6b23c (このIDを非表示/違反報告)
センカ(プロフ) - 心さん» コメントありがとうございます!おもしろいと言っていただけて本当に嬉しいです!とてもやる気が湧いてきました! (2019年6月14日 19時) (レス) id: f204811481 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初コメ失礼します。とても面白いです。更新頑張ってください! (2019年6月13日 7時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:センカ | 作成日時:2018年10月21日 18時

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