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嘘24。 ページ26

sideA

「A……?」

と言われた。まあ、そりゃ驚くよね。

「とりあえず下がって。」

「……う…ん…!!」

パニクりながらも何とか走ってくれた。
でも魔女の攻撃対象はまだまふくんに向いているのか、攻撃をしてきた。

とおせんぼうを歌って、まふくんにバリアを張った。
続けてハローディストピア。大砲で撃ち抜く。

魔女は対して強くないらしく、一発で倒してしまった。


「……まふくん!大丈夫!?」

変身を解除して走り寄る。

「あ……うん。…ぁい…じょうぶ…」

怪我はしてないけど、まだパニック状態。
急に化け物に遭遇して彼女が魔法少女だったらパニックにもなるよね……
少し落ち着いてもらわないと。

「まふくん?もう大丈夫。怖くないよ……」

言いながら背中をさすってあげた。
なんか子供をあやすような気分。

「…A…ありがとう…」

落ち着いてきたかな?

「A…さっきの化け物は何?」

どうしよう。

「一旦帰ろう。話はその後。」

帰り道を並んで歩く。
まふくんは帰ってからという言葉を守ってくれていて何も聞いてこなかった。

帰ってから何て説明しよう?
願いの事を言ったら嫌われてしまうかも……

それだけは嫌!!



…願いの事だけは秘密にして伝えよう。

誰もきっと私を責めないよ………ね?


ーーーーーーーーーー
リビングでまふくんと向かい合って座っている。

「A。」

「はい。」

「言いづらいかもしれないけど、少しずつでいいから話してほしい。」

私は予定通り願いの事だけを省いて話した。
魔法少女として魔女と戦っていること。

しばらくの沈黙が流れる。

「……まふくん、ずっと黙っててごめんなさい。」

「……」

何も喋らない。

「ずっと散歩って嘘ついててごめんなさい。」

「……」

沈黙。

「こんな化け物みたいな私でごめ___」
「A。」

「はい。」

話を遮られた。

「正直に言うね。僕は君を化け物なんかとは思っていないし、むしろ……







かっこいいと思う。」

拍子抜けな事を言われて驚いた。

嘘25。→←ちょっと番外編兼設定。



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Noël(プロフ) - 菜々子さん» ご愛読ありがとうございます!返信遅くてごめんなさい!歌い手さんの小説はいっぱいあるのですが、まどマギの小説って少ないので、自分で書いてみました。これからもよろしくお願いします! (2019年7月6日 23時) (レス) id: 8b64dfbffa (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - まどマギも歌い手さんも好きなので嬉しいです!! (2019年6月27日 13時) (レス) id: 68277ba8b3 (このIDを非表示/違反報告)
Noël(プロフ) - 甘歌@ラさん» コメントありがとうございます。返信遅くなってしまい申し訳ございません!嘘を認めるか、互いに見て見ぬ振りか……。のろのろ更新ですが頑張ります! (2019年5月4日 21時) (レス) id: 8b64dfbffa (このIDを非表示/違反報告)
甘歌@ラ - まふくんを止めたいようなでもそしたら、、って思ってそれにいつかは魔女にって思うと凄く悲しくなりました。まどマギと歌い手って他には無い感じで良いですね!!遅くてもいいので無理をしない程度に更新頑張ってください!長文失礼しました。 (2019年4月30日 0時) (レス) id: a3c5be2b07 (このIDを非表示/違反報告)
Noël(プロフ) - ミリアンさん» 読んでいただきありがとうございます!ペースは落ちてしまいますが、更新頑張っていきます。 (2019年2月4日 16時) (レス) id: 8b64dfbffa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Noël | 作成日時:2018年11月30日 19時

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