第五話 ー過去編ー ページ8
では、私の昔の話から話させていただきますね。
私は、ごく一般的な幸せな家庭に生まれました。
先ほどの…姫乃というのは私の実の姉なんです。
昔はとても優しいお姉ちゃんだったんですけどね…あ、すみません。
私が5つ、姉が7つの時、私の両親は私たちがいない時に鬼によって喰い殺されていました。
私たちは、その時祖父母の家に行っていまして…
祖父母は元鬼殺隊士で…鬼のことは私も姉も知っていたんです。
だから…だから私たちは、両親を埋葬した後家にあった日輪刀だけ持って、旅のようにゆったりと暮らしていました。
両親がいた時に優しかった姉は、両親が鬼に殺されたことで変わってしまいました…
母は、
“もし私たちが死んじゃったら、お姉ちゃんと2人で楽しく暮らしてね”
といつも言っていたんです。もしかして、自分が死ぬのをわかってたのかもしれませんね…。
だから、私は姉様を守りながら暮らしていました。
ある日あの6人が私たちの前に来たんです。
な「ねぇ!君たちのどちらかが、最強剣士なんだけど…どっちかな?」
と言って。
姉様は、もうその頃には優しい姉ではなくなっていました。
あの6人がいなくなった後、信じられないことを言ったんです。
“ね、Aあんたが最強剣士でしょ?でもさ…私が最強剣士ってことにしたいんだけど…協力してくれるよね?”
と。私は反論しました。姉が嘘をつくことで失われる命が増えるかもしれないから。
でも…でも姉は考えを変えることはなく、気に入らない私にいじめられている、と言うことにしてあの6人の同情を買い、仲良くし始めました。
私としては、書物にも載っている幻の6人が虹の呼吸の使い手でない者が最強の剣士、だと気付かないことにがっかりでした。
そんな感じで、現在進行形で任務を押し付けられたりしてます…
これが私の過去です。
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叶乃@相方らぶち(プロフ) - ミユウさん» え、まじですか…!?探してみます!教えてくれてありがとうございます! (6月18日 6時) (レス) id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
莉莎兎@??,??(プロフ) - トプ画…かわよ… (6月10日 22時) (レス) id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
ミユウ - 方だでってなってるところがあります‼︎ (6月10日 21時) (レス) @page27 id: 549e30d0c2 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - みんな仲良くなってるのなんかこっちまで泣きそう()ワンピースとかっ!絶対夢主ちゃん似合うやん!!拝みたい(( (5月6日 0時) (レス) @page45 id: 908577d9f4 (このIDを非表示/違反報告)
ソテツ(プロフ) - てぇてぇよ(訳:信号機組も、夢主ちゃんも可愛いかよ) (5月3日 20時) (レス) @page44 id: 6edb471501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:叶乃 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shanzhinei3/
作成日時:2023年3月2日 14時