四十六つ葉 ページ49
「僕かい？」
名を呼ばれて不思議そうな表情をしながら呼んだ張本人を見る。
実はと言ってAは先程諸葛孔明から聞いた話をロマニに話した。
「なるほど」
「どういう訳か伏龍殿が疑似サーヴァントとして召喚されたようで、相談させていただきたいようなのです」
顎に手を当てて悩むロマニに諸葛孔明は可能性を何個か上げて、戻ることが可能かどうかと聞いていた。
その傍ら、少し手持ち無沙汰にいるアレキサンダーに立香が話し掛けた。
「ライダー」
「？ どうかした？」
手招きをする立香に対して不思議そうな表情をしながら、ベッドに座る立香の元へと足を進めたアレキサンダー。
「なんだか居心地悪そうだったから読んでみたんだ」
「そうなんだ、ありがとうマスター。そういえば耳の調子はどう？」
「うん、少し聞こえにくいけど時期に戻るってドクターに診てもらえたから大丈夫」
それはよかったと、アレキサンダーは笑う。
向こうでは、どうやら先程の立香の指示の元の触れ合いに気を良くしたのかネロがアルトリアとジャンヌに抱き付いていて。
女の子と女の子がじゃれていると花があると、内心思いつつ適度にマシュとアレキサンダーと話をしていくのである。
Aも興味深そうにロマニと諸葛孔明と可能性を話し合っていた。
彼女自身も、今は森の賢者と呼ばれるドルイド。
多少の知恵はある。
「人理が焼却されているため、例え戻ることが出来たとしても貴方がいた時代の人類史も消えてしまっているため貴方は消えて無くなることでしょう」
「そうだろうね。彼女の言う通り立香くんのお陰で今は二つの特異点を修復することができた。残りの特異点を修復するまで戻る方法がわかっても此処にいた方がいいはずだ」
ただでさえ一般人であった立香だ、戦力は多ければ多い程良い。
加えて諸葛孔明と言えば三国志で有名な点在軍師、戦術に関してはエキスパート。
戻すには惜しい英霊だ。
「……なるほど、元の時代に戻る手段を見付けたとしても控えろ、というわけか」
「申し訳ない。此方の事情に巻き込んでいるのは重々承知だが、今は一人でも戦力が欲しい状況なんだ。サーヴァントとして立香くんに力を貸してあげてほしい」
「……承知した。私の采配で彼の行く道を導けるかはわからないが努力しよう」
「ありがとう」
ひとまずは問題は解決、ではないが保留という形で落ち着いた。
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翔べないペンギン(プロフ) - ねこみや梓さん» 御指摘ありがとうございます。仰る通り陣地作成ですね、大変失礼いたしました。急ぎ訂正いたします。 (2019年10月18日 17時) (
レス) id: f556686a0b (このIDを非表示/違反報告)
ねこみや梓(プロフ) - 設定のクラススキルのところ、陣地製作じゃなくて陣地作成じゃないですか？ (2019年10月18日 17時) (レス) id: a8080232a4 (このIDを非表示/違反報告)
翔べないペンギン(プロフ) - 山田さん» ご指摘ありがとうございます。確かに、おっしゃる通り一部以上の引用をしてしまっておりましたl。御不快にさせてしまい申し訳ありません。一度話全てを非公開にして話を練り直しいたします。 (2019年8月31日 14時) (レス) id: fa8482574b (このIDを非表示/違反報告)
山田 - FGOの二次創作ガイドラインに目を通していますか？一部引用を超えたシナリオの使用は禁止されています。 (2019年8月31日 13時) (レス) id: 2bb97616f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔べないペンギン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Information/
作成日時：2019年7月28日 19時
