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Aside
｢忙しいよ？俺のマネージャー｣
｢よろしくお願いします！｣
｢じゃあ私帰ります。締切来週ですからお願いしますよ？先生。｣
｢わかったよ、ありがとね。｣
｢まりさんまたね！｣
まりさんはこの3年間で余白堂の頃と変わらぬ熱意で働いたことが認められ、最年少で編集者になった。
そして今は成さんの担当編集者をしている。成さん曰く仕事が早すぎて危機感すら感じるとの事だ。
そして1週間後、大好きな余白堂のバイトを辞め、私は成さんのマネージャーになった。
初出勤の日は驚きの連続だった。
小｢Aちゃん！よろしくね｣
増｢よろしく〜｣
加｢じゃあ始めますか。A、早速だけど東京ドーム決まったから｣
｢やった！…え！？急すぎ！｣
加｢忙しくなるぞ〜｣
私は今、すごく幸せだ。
これ以外出てくる感情がない。
成さんも、NEWSも、まりさんも、余白堂も、
大好きだ。
その日の帰り、成さんが｢久しぶりに余白堂寄る？｣
と言ってくれたので行くことにした。
と言っても数日前まで働いてたので久しぶりでも無かったのだけど。
MASORAに入り、いつものように静かな余白堂に入った。
___余白にこそ意味がある
___疲れた心を癒す店。｢余白堂｣
入口の横のテレビから余白堂のCMの音が聞こえてくる。
奥に入り私達がいつも座っていた席に座る。
｢懐かしいね。｣
｢だね。Silent Loveの音漏れとか、焼肉とか、懐かしいね。｣
｢あのエッセイのおかげだよ。私が本を大好きになったのは。｣
｢あの本、玄関に飾るのいい加減やめない？
恥ずかしいんだけど。｣
｢絶対いや…ふふ｣
｢はははっ｣
___
｢これですか？取りたかった本。｣
｢あ、ありがとうございます。その本です。｣
考えれば、この出会いが全ての始まりだったね。
私を変えてくれてありがとう。
忙しくなっても、たまには来ようね。
私達の｢思い出の本屋さん｣に。
全 P.49 94,657字
ありがとうございました。たくさんの人が読んでくれて本当に嬉しいです。
私的にこの作品は一気読みがオススメです！笑
1ヶ月間ずっと読んでくださった方
ぜひリピートして読み返してください！
コメントも評価も待ってます。
次回作の伏線も沢山貼ることができました笑 続編は概要欄に貼ってあります。増田貴久編です。
今後も読んでいただけるのならば、ぜひ作者登録
よろしくお願いします！
ご来店、ありがとうございました。
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紫翠(プロフ) - 八百万さん» 八百万さん、コメントありがとうございますとても嬉しいです！！現在この作品の第2編(まっすー編)も連載中ですのでそちらもぜひお楽しみください！ (2021年6月22日 21時) (
レス) id: ea39d4d25c (このIDを非表示/違反報告)
八百万(プロフ) - 最初から一気読みしました！とても面白くて気づいたら読み終わってました！こんな面白い小説を読めてよかったです！ありがとうございます！ (2021年6月22日 16時) (レス) id: 6b4fee2f31 (このIDを非表示/違反報告)
紫翠(プロフ) - momoさん» momoさん最後まで読んでくれてありがとうございました！こうやってコメント頂けて本当に嬉しいです(泣) 今後とも紫翠をよろしくお願いします！！ (2021年4月20日 0時) (レス) id: ea39d4d25c (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 完結おめでとうございます！思いでの本屋さんは、更新されたら絶対に一番最初に読む！くらいな勢いで好きでした！(今もめっちゃ大好きです！)完結しましたが、また読み返します！ (2021年4月19日 18時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
紫翠(プロフ) - momoさん» STORYも最高でしたね(涙) (2021年4月3日 19時) (レス) id: ea39d4d25c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫翠 | 作成日時：2021年3月15日 0時
