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[ごめん、用事出来て行けなくなった]
そうグクから返事があったのは
先生の家に泊まった日から1週間後だった
やっと来たと思ったグクからの返事はなんだか素っ気ないし
一緒にライブに行く人がいなくなってしまったことが
寂しくてきゅっと胸を締め付けられる
グクにわかった、とだけ返信して少し迷った指を動かし
先生に電話をかけてみる
1人でいるのが嫌だった
『どうした』
「あ、先生...あの今日行ってもいいですか？」
『あ〜...じゃあ8時に来い』
「わかりました」
通話の切れた携帯をポケットにしまってデスクに戻り
仕事を再開し頭を切り替えた
8時を少し過ぎたころ先生の家までもう少しのところで聞き覚えのある声がした
「もしかして...」
前方から近づく声の主をじっと見つめるとやっぱりそうだった
「あの...ホソクさん！ナムジュンさん！」
そう声をかけると立ち止まった2人は私を見ると一瞬固まって
眉を寄せたかと思うと顔を見合わせた
JH『...A...ちゃん？』
「そうです！お久しぶりです」
JH『え、何年ぶり！？笑 久しぶり〜』
NJ『綺麗になってて気づかなかったよ笑』
JH『うん、本当分からなかった笑』
「いや...そんなことは...」
JH『うわ〜...今大学生？』
「いえ、卒業して働いてます」
NJ『そっか。じゃあ今帰りか』
「あ〜...まあそうです」
JH『ユンギヒョンもAちゃん見たらびっくりするね』
NJ『もうずっと会ってないんでしょ？たまには行ってあげてね』
「あ...わかりました」
JH『気を付けてね』
「はい、また...」
2人と別れて心に残る違和感
なんとなくつじつまの合わない会話の原因
「先生...私のこと2人に言ってないんだ...」
確かに先生と再開してから数週間しかたってないし
先生の性格のことだから恋人の報告なんてしないのかもしれないけど
なんとなくそういう理由よりも先生は私との関係を
隠しているんじゃないかと思ってしまった
いつからこんなことを気にするような
面倒くさい性格になってしまったんだろうか
グクとのことで気分が沈んでいるからなのかもしれないけど
どこか自分らしくない
俯いた顔を上げると咲き始めたばかりの淡いピンク色の桜が
風でゆっくりと揺れている
高校生の私の目に映っていた桜は綺麗で見るだけでわくわくしたのに
今の私の目に映る桜は何故か切なさを感じる
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白(プロフ) - ゆうれさん» 初めまして。もったいなすぎるお言葉ありがとうございます（ＴＴ） (2018年7月25日 16時) (
レス) id: 6fe35b1797 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうれ(プロフ) - 初めまして。読み始めたらストーリーの面白さに惹かれて止まらなくて一気読みしてしまいました。ユンギの大人な感じとグクの健気な感じがたまらなかったです。最新話では切なくて泣いてしまいました…本当にこの作品大好きです！これからも応援してます！ (2018年7月25日 13時) (レス) id: dc2e6d7efa (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - ぴーなつさん» 初めまして！嬉しいお言葉ありがとうございます〜..（ＴＴ）もう少しお付き合いお願いします。 (2018年7月25日 12時) (レス) id: 6fe35b1797 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - #ユンミユさん» ずっと読んでいただいてるのに申し訳ないです（；；） (2018年7月25日 12時) (レス) id: 6fe35b1797 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーなつ(プロフ) - 初めまして。読み始めた時はユンギさんにときめきまくりで、でもグクの健気な感じがいじらしくて、読みながら私もいろんな意味でドキドキしてしまいました笑 最新話のシーンのユンギさんの夢主ちゃんがすごく素敵で……綺麗なお話をありがとうございます！ 楽しみです (2018年7月25日 12時) (レス) id: 9ab381c422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2018年7月12日 15時
