とらえた! ページ5
数分後…ナツは勝利した。経験値UP!((
ご機嫌なナツとは正反対に、つかまった少年はぶすっとした表情を浮かべている。
エルザ「で…この少年は?」
髪がぼさぼさすぎてよく人相が見えない少年。
格好もずいぶんぼろぼろだったためきっとどこかからかやってきたんだろう。
ルーシィ「あたしたち、FAIRYTAILの魔道士なの。よかったら名前教えてくれない?」
ルーシィがきゅるんとした笑顔で歩み寄り、質問をした。
きっとルーシィは、かわいいという自信に満ちているため、メロメロに落そうとしたんだろう。
「やだねぶす」
ぶっ…
ぶっ…
ぶっ…
ナツ「ぎゃーっはっはっは!ぶすって!かわいそうだろ!にゃーっはっはっ」
ハッピー「ナツ…後で怒られるよ…」
ルーシィはぶすといわれて硬直し、ナツはげらげらと大笑いし始めた。
「けっ」と少年がそっぽを向いた瞬間、金属音が少年の耳元でした。
再び、しんと静まり返った。
エルザ「名前は」
金属音の正体はエルザだった。エルザが剣を少年に突き付けたのだった。
彼女にとっては、これが彼女のやり方なんだろうが。
いつものことだが、みんなはいつも「やりすぎだろ…」と思っていたのであった。
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作者名:もも | 作成日時:2016年1月3日 0時