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「あれ、照史も来てたんだ」

「ぉう、たまたまな」




照史の隣の丸椅子に腰かけた。




『Aさん疲れてないですか?なんか無理やり来させちゃってたら申し訳なくて…』

「ううん?来たかったから来ただけ」




電話ぶりの小瀧君は相変わらず可愛い。




『あの!昨日はありがとうございました!』

「いいえ、喜んでもらえるといいね」

『昨日早速ネットで買いましたw』

「え、早いw 」




ほんとに見えるんだよな、尻尾と耳が。


それなのにほら、今みたいに目を伏せてグラスを拭く時の顔とか
抜群のスタイルとか
話す声が妖艶なんだ。




『…ん?どうしました?飲むもの決まりました?』

「え、あ、ううん!」





見過ぎだ。

でも、出来るならもっと近くで見てみたい。



…なんなら、触れてみたい





「お前らそんな仲良かったっけ?w」




いつの間に、と私と小瀧君を交互に見て照史が言った。




『うん、ちょー!仲良いで!』

「お前に聞いてへんw」




なんだろ、うん。

やっぱり小瀧君はいちいち私の心をくすぐるんだ。





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「…うん、ちょー、仲良いよ」





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作者名:ash | 作成日時:2019年3月7日 23時

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