SEVENTEENのヌナ 6 (ページ14)

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ShowMeTheMoney 14 ページ14

ZC「お、来たね」

「遅くなってすみません」

収録の翌日、私たちがいつも使ってた作業室には既に全員揃っていた

ジコさんはまだ何も伝えてないのだろう

PL「脱落者は…ヨンヒ、お疲れ様」

「ありがとうございました。それから騙してて申し訳ないです」

MH「騙してた？」

「…私一般人じゃなくてアイドルなんです。バーノンと同じチームで…しかも高校生じゃないし(笑)」

ZC「SEVENTEENの紅一点だよ、上手く化けてたよな」

「化けてたって…」

AU「…ごめん」

「いえ、謝る必要は無いです。実力のある者が上に行く事の何が悪いんですか。まあ私が代わりに落ちてあげるので…良かったですね、脱落が免れて」

ZC「悪いけどヨンヒが残るなら俺らはお前を落としてたよ」

この言葉はエンドアップさんに向けてだった

私が脱落じゃなかったことに驚いたけど、まだ言わなきゃいけないことがある

「バノニの代わりに言わせてもらいますけど、もう少し品のある人間になられた方が良いと思います。あ、私たちSEVENTEENは売れるので、是非見ててくださいね。ミノオッパ、ジコオッパはテレビ局でお会いしましょう」

悔しそうな顔を見てちょっとスッキリした

これでバノニの心が少しでも晴れてくれると嬉しいんだけど…

作業室を出るとカメラマンさんがいた

ST「強気だったね」

「大切な弟を傷付けられたんです。そういう時は悪い人間になっても良いと思って…最後に少し言わせてもらいました。ごめんなさい。でもメンバーもファンも私が守りますから。あ、ここまで放送してくださいね(笑)今までキムヨンヒをありがとうございました」

最後に皮肉じみた言葉をあげたっていいでしょう、私の大切な弟を傷付けたんだから

これで私が叩かれるなら構わない、メンバーを守れない方が事務所に怒られそうだし私のプライドが許さない

迎えに来てたマネージャーの車に乗り込むとどうだった？と聞かれた

「放送が楽しみで仕方がない(笑)」

MN「上手く編集されてることを願うよ…」

「大丈夫、バノニもSEVENTEENも守ったよ」

MN「放送の次の日全員事務所集合だから」

「…ちゃんと叱られに行きます」