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悟「あ、でもね、げんこつー!とか
そういうのじゃないよ?
Aにアザなんて出来たら大変だし。」



悟「お互いがお互いに決めるんだ。
…つまり、君が僕に下す罰、僕がキミに下す罰をね。」




その言葉を聞いた瞬間、
喉がヒュッと音を立てた気がした。


悟「さっきAが真剣に見てたニュースの奴らも悪い事をしたからそれに合う罰を受けたんだよ?
逮捕って形で。」


わいせつ罪、過失傷害罪、強要罪に窃盗罪、
危険運転致死傷罪 とかね。

これみーんな逮捕だよ、

とお兄さんは指を1本1本折りながら罪の種類を
話していく。



「じゃあ私は、お兄さんが約束を破っちゃった時の
罰を考えなきゃいけないってこと?」




悟「うーん、そうなるねぇ。
なんでもいいよ、刃物で僕の腕を切り刻む、とか
本当になんでも。」




(お兄さん、楽しそう。)



怖い話をしているはずなのにお兄さんは
すごく楽しそうだ。


ずっとニコニコしている。



でも、悟お兄さんが言ったさっきのニュースの件は
納得出来た。



確かに、悪い事をした人は捕まる。

相手と同意だった場合はこうなる事は少ないけど。




「じゃあお兄さんは、もしも私が約束を
破った時、どうするの?」



(私、どうなっちゃうんだろう?)



悟「うーん、そうだなぁ…




.








僕のものって印でもつけちゃう?」





「僕のものって印?」




悟「そ、印。」







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.

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狗巻先輩はあざとイジワル

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作者名:tsuki | 作成日時:2020年11月28日 21時

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