十二話 ページ13
『あのー、、赤羽さん？』
赤羽「なに？」
『何じゃなくてですね、どこまで着いてくるんですか』
とっくに赤羽の家への岐路は過ぎているのに、いつまでも私の隣を歩いている。
どこまでついてくる気なんだ、ほんと。
さっさと別れたい。さっさと家に帰れ
赤羽「どこまでだろうね？」
そう言って含み笑いをした赤羽を殴りたくなったのは言うまでもない。
『はぁー…さっさと自分家帰れよ』
赤羽「なんで？」
キョトンと私を見つめる瞳。
イラッ…
『なんでじゃないわ！か・え・れ！』
赤羽「」
私の声を無視して、スタスタ歩いていく赤羽。
あーもうっ！
数百メートル先に迫った私の家。
先に歩いていった赤羽は、私の家の前で止まった。
赤羽「鍵、開けて」
図々しく、家まで着いてこようとしてやがる。
『家の中まで来る気？！』
信じられない…
赤羽「浅野くんにイタズラするんでしょ？手伝ってやるよ」
ニヤッとした赤羽の頭に悪魔の触覚のようなものが見えた。
『それなら…』
学秀へのイタズラ。その言葉に不覚にも惹かれてしまった私は、赤羽を家に招き入れた。
後に後悔することになるとも知らずに……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 315人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kkijiq(プロフ) - この作品面白いです！続き楽しみにしてます (2020年4月6日 8時) (
レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
seturei(プロフ) - ぴのさん» 本当ですか！？指摘ありがとうございます、直しておきます！ (2019年5月24日 15時) (レス) id: f7c062f730 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 烏間先生が烏丸になってますが…… (2019年5月23日 18時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
seturei(プロフ) - ナッツピさん» ありがとうございますm(_ _)m そう言ってくださるだけでも嬉しいです！二人で頑張っていきます (2019年4月1日 14時) (レス) id: f7c062f730 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツピ - むっちゃ面白かった！！かくのがんばってください！！応援してます！ (2019年3月31日 23時) (レス) id: a274a13ed0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：seturei＆颯（はやて） x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2019年1月27日 19時
