妖に捧げられる生贄少女

まふ｢あの、僕いつ登場します？｣そら｢まふ、どんまい｣まふ｢そらるさんだけずるいですよおおお！！！｣ ページ4

貴方side

貴『今までのヤツら…？あぁ、先代か、先代は確か喜んで生贄になったって聞いたな、頭イカれてるわ』

は、と嘲笑うような笑みを浮かべそいつに言い返すと

？｢…ふっ、くく…お前…先代に対して失礼過ぎるだろ…w｣

僕から顔を逸らし手を口元に当てて肩を揺らし笑い出すそいつ。

貴『どこに笑う要素あったか僕にはわからないけど、まぁいいや、何でもいいけど早く妖様に会いたいんだけど案内してよ』

と言えば、は？みたいな素っ頓狂な顔をされる

？｢え、いや。本気でそれ言ってる…？｣

？何を言ってるんだこいつは

貴『いや、遊びでこんなとこ来るわけないじゃん、案内はよ』

そう言い返せば

？｢………ぶはっwwwwちょっ…おま…wwwwマジかよww｣

盛大に吹き出し笑い転げ始める

貴『いやいやいやまてまてまてまて何故笑う』

？｢っはwwwお前さぁ…w俺の姿見てまだわかんないの…？ww｣

んん？あれ、そういえば…

〜Aの小さい頃の時代〜

貴母｢ねぇA、この村にはね妖様がいらっしゃるの｣

貴『あやかしさまー？なーに？それー』

貴母｢そう、妖様、一方は青い蒼い龍、そしてもう一方は白く白銀の毛並みを持つ白狐様、そう言い伝えられているわ｣

貴『わぁ！！すごーい！！かっこいいー！！！』

〜(回想終了)〜

貴『っ…ああああ！！！！お前か！！！！妖様として祀られてる片方の！！！！！！』

そら｢ん、やっとわかってくれた？そ、俺がその妖として言い伝えられてる一方の龍の方、白狐のやつにそらるって呼ばれてるからそう呼んで｣

貴『そらる…まじか…おぉ…思ってた以上にまだ人だった』←

そら｢何だよ人だったってwww｣

貴『いや龍って聞いてたからそれはそれはもう思いっきり龍なのかと』

そら｢まぁ分からなくもないけど…wあ、で、なんか俺達に話があるんだろ？まふ…ぁ、白狐の所に案内するから着いてきなよ｣

くつくつと喉を鳴らすような笑い方をしていたそらるは僕の要件を思い出し鳥居をくぐって神社の方へ歩いていく

だから僕もそれを追いかけた。

暫くそらるについて行ってるとひとつの障子の前で立ち止まる

そら｢おーい、まふー、巫女さん来たぞー｣

何て間延びした声で恐らく白狐であろうまふ(？)さんを呼ぶ。

？｢っうぇ！？巫女さん！？な、なな…なんっ…い、嫌です！！会いたくないです！！！｣

…な ん だ と こ ら ←←←

まふ｢やっと僕出ました！！｣そら｢そうだねおめでとー｣まふ｢そらるさんの対応が塩！！！！｣→←まふ｢なんか凄い子が来たよ｣そら｢だね｣

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