妖に捧げられる生贄少女

まふ「僕ただカッコ悪いだけじゃん」そら「www」貴『そんなまふも嫌いじゃないよ』ま「！！！」そ「！？！？」 ページ19

そらるside

上手く話を逸らして今は別の話に花を咲かせている

貴『へぇ、そらるさんって歌うの好きなんだ』

そ「うん、そうなんだよ。Aは？歌うの好きなの？」

貴『んー、私は歌うよりも楽器とか専門かなぁ』

そ「へぇ…あ、じゃあさ、今度一緒に歌お、Aが演奏して俺がその演奏に合わせて歌うの」

貴『おぉ…いいかも…』

そ「ふふ、じゃあ決まりね、そらるさん楽しみだなー」

貴『っふふふw僕も楽しみにしとくよ』

貴『…なぁ、そらるさんってさ、何でそらるさんっていうの？まさか本当の名前とか言わないよね？』

そ「…まぁ、ね、名前なんか俺達には無いから。…そらるって名前は、俺が空が、空を見るのが、好きだから、そういう名前にしたんだ」

貴『……へぇ、確かに空見上げるの、楽しいよね。毎日同じ様で同じ空は二度と見られない。雲の形、流れる早さ、どれもこれも、毎日変わっていって、その変化を感じるの、僕も結構楽しんでたりするんだ』

そ「あ、それ凄いわかる、それに空は昼と夜とじゃ全然違う顔を見せるからそこも好きなんだよね」

貴『っふ…空の話してるそらるさん、凄い幸せそうな顔してる。…空、本当に好きなんだね』

＿＿そ「…うん、好きだよ？」

＿＿貴『…僕も好き』

そう言って二人で笑いあった









まさか、この会話を、まふまふが聞いていただなんて、知る由も無かった。

〜〜〜〜〜
まふあまの構ってちょーだい！
尊いなぁ…うん、尊い。

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