ソムリエの神代さん 【名探偵コナン】【降谷零】

一滴 ページ1

私は自身が経営する小さな飲食店で、ソムリエとして働いている。"ソムリエ"というのは、お客様のご要望に会うワインを提供する仕事。これでもちゃんと資格が必要な職業だ




「これすごく美味しい。喫茶店のクオリティ超えてる……ジンと合うだろうなぁ」

仕事として扱っているのは基本的にワインだが、ウイスキーも日本酒もお酒ならなんでもバッチコイ。
仕事のない昼間に、お酒に合う食べ物を探し歩くのが趣味にもなっている。


「……おや、気に入ってくださったようで
実はこれ家にあるもので簡単に作れるんですよ」

「お兄さんが作ったんですか？すごく美味しいです。これでお酒があったら嬉しいんですけど……」

「オリーブの酢漬けは基本的にお酒に合いますからね。他にもおすすめの食べ物は沢山あるのでぜひまたおこし下さい 」

「近所にこんなお店があったとは……んだ穴場でしたよ。また楽しみにしてます」


なぜ今まで寄ってみなかったのだろう、そう思ってしまうくらいの喫茶店。しばらくお気に入りとして通いつめることが確定した。

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