転生したら最強美少女になってしまった事件【鬼滅の刃】

28の型 ページ29

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「目、開けていいよ。」


「………は、え……？」


目を開けると、時透くんと目が合う。え、接吻は！？あれ、！？しないの！？


えっえ！！？と戸惑っていると、なにやらシャラッ……と髪から綺麗な音がした。私は髪に触れてみると、


「え、これって……」



手鏡で見てみると、私の髪には簪が付いていた。それも私が気になっていた簪。


「な、なんでっ、え、怒ってるんじゃ、、え！？」



戸惑っている私を無視して時透くんは一歩近づき、再び私の頬に触れる。



「……だってA、僕のこと好きって言ってたのに他の人にも言うんだもん。その後も僕と居るのにあの人のことばかり話すし。」


「……ごめんなさい。」


「……僕のこと、好き？」


「うえ、！？」


「好き？」


「す、好きだよ大好きだよ時透くん可愛いしカッコいいし！！本当だよ！！！」


「うん。僕もA好きだよ。」



「………(目ん玉飛び出る)」


そう言いクスッと微笑むと、時透くんはゆっくり私から離れた。


……何だこの色気を放つ時透くんは。こんな時透くんみたことないよ。刺激的すぎて私固まっちゃうよ。


「Aは俺のでしょ？その簪は、俺のってこと。だから無くさないでね？」


「あ、当たり前だよっ、好きな人からの贈り物だよ！？もう家宝にするから！！すごく嬉しいけどめちゃくちゃ驚いてる！！ありがとう時透くんっ！」



私が露骨に驚くのを見て満足したのか、にこっと微笑む時透くんはやはり天使。



というかこれ付き合ってないの？多数決したら絶対付き合ってるってなると思うんだけど、どういうこと？




ーーーー



いよいよ鬼殺隊任務始まるよ。






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