主人公はあたし。【美少女戦士セーラームーン】

moon39 ページ40

？｢すまない！大丈夫か！？｣
｢怪我は？どっか痛いところとかないか！？｣

う｢『いててて』｣
あたしとうさぎは頭を抑えながら起き上がる。

あれ？
『はるかさんっ！』
は｢頭、打ったのか？｣

う｢へ？あ、大丈夫です！まこちゃんは？…？？？？｣
うさぎにつられ、あたしもまこちゃんの方を見るとまこちゃんは、うっとりとした表情ではるかさんを見つめていた
は｢そっちの彼女は！？少し、血が出てるね｣
ま｢え？あ！あれ？本当だ！｣

まこちゃんの手の甲から血が出でるのが見える
は｢すまなかった！｣

はるかさんは自分の首に巻いていたスカーフをまこちゃんの手に巻いた。
すると2人から少女漫画で使われそうなキラキラした空気が流れてきた。

ま｢あ！いえ、そんな！｣
は｢ちょっと考え事をしていたんでね。ちゃんと確認をしていなかった。弁解のしようがないな｣
ま｢いえ、いいんです｣

更にうっとりするまこちゃん。
は｢君は勇敢で友達思いだな｣
ま｢…｣
う｢｢ふぇぇ？｣｣
まこちゃんの表情を見て、あたしとうさぎはつい変な声をもらす。


は｢びっくりさせてごめんな！｣
『あ、いえいえ！』
は｢じゃっ！｣

そう言ってはるかさんはバイクを運転し投げキッスをしていなくなっていく
う｢さようならー！まこちゃんありがと！かばってくれて…？？｣
『そうそう！ありがとう…？？？』

はるかさんの後ろ姿が見えなくなったあたしたちはまこちゃんにお礼を言うがまこちゃんはこちらの方を見ていなかった…
う｢まこちゃん！！｣

強硬手段でまこちゃんの前にでるうさぎ
ま｢うわぁっ！？｣
う｢だぁめだよ！いくらかっこよくたって、はるかさん女の人なんだから！！｣
ま｢ぁ、あ！やだなぁ！あったりまえだよ！そんなわけないだろっ！｣
う｢あははっ！そうだよね、私ったら何言ってんだかっ！｣

2人は大爆笑しはじめた。


いや、まこちゃん。誤魔化し下手すぎよ

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ラッキーパートナー

愛野美奈子

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