主人公はあたし。【美少女戦士セーラームーン】

moon29 ページ30

う｢ふわあああっ、今日もレイちゃん家で勉強かぁ。受験生は辛いよ｣
いや、うさぎはあんまり勉強してないけどね？

ﾙﾅ｢なーに、言ってんだかあ。こーんな所であぶらうってないで、さっさと行かないと！またレイちゃん達にドヤされるわよ｣
『そうだよ！あたしまで怒られるのよ！』

あたしはこないだうさぎを待ってて遅れた時、レイちゃんに説教を1時間もされたのだ。
あの時のレイちゃんの顔は鬼みたいだった…
う｢あーあ。まもちゃんとデートしたーい｣

ﾌﾞｩｩﾝ
う｢わーい！想いが通じたあ！まーもちゃーん！｣
うさぎは目をハートにして衛さんが乗ってるとみられるバイクの方へと走っていった。
のだが、立ち止まった。

う｢ま、まもちゃん…｣
｢誰なの？その人…｣
とボソッと呟くうさぎ。

衛｢よお！うさこ！｣
あら、後ろに女の子。女の子はヘルメットを外す

『あ！！宇奈月ちゃん！』
宇｢こんにちは！Aちゃん、うさぎちゃん！｣

女の子の正体はあたし達がよく行くパーラークラウンのオーナーの娘さん、宇奈月ちゃんだった。
ちなみに、元基お兄さんの妹さん！
あたしは割と相談にのってもらってるんだあ

う｢宇奈月ちゃん、どーして？｣

宇｢うん、元基お兄ちゃんったら、おっちょこちょいでねえ？旅行行くって言うのにチケット、忘れて出て行っちゃったのよお。｣
｢それで飛び出した所に！｣

衛｢ちょうど俺が通りかかってさ｣
宇｢衛さんに駅まで送ってもらっちゃったってわけなのよ！｣

うさぎは宇奈月ちゃんの話に安心しきった顔で
う｢なーんだびっくりさせないでよお！｣

と返す。
宇奈月ちゃんと衛さんは、理解出来ていなく不思議そうな顔をする。

機嫌の良くなったうさぎは
う｢いーや！なんでも！！あはははっ！それよりまもちゃん！そのライダースーツ似合ってるよ！憎いよ、色男！｣
と衛さんを上機嫌でべた褒めしていた。

その姿をまるで羨ましいと言うような顔で見つめていた宇奈月ちゃん。


『宇奈月ちゃん？』
宇｢あっ、もし暇だったら家こない？｣
『もちろん！』
勉強前に甘いもの摂取しとこ！

『うさぎ！あたし、宇奈月ちゃんとちょっとお茶してくるけどどーする？？』

衛さんとイチャイチャしてるうさぎに問いかける

う｢あたしはまもちゃんといるー！！｣
『はいはい。』

よっぽど衛さんと一緒に居たいのね！

『行こっか宇奈月ちゃん！』

あたし達は宇奈月ちゃんのバイトするクラウンへと向かった

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ラッキーパートナー

愛野美奈子

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