第八幕 イナフ ページ9
目が覚めると、見慣れない天井があった。
A「…ッ！！」
起き上がると頭痛がした。
手を当ててみると、軽く包帯が巻かれている。
周りと見ると、私はベットに寝かされていて、周りはカーテンで見えないようになっている。
此処は…保健室だろうか…？でも、なんで？
寝起き思考で、あまり頭が回らない状態で考えていると、
シャ―――
カーテンが開いた
竹「やあ、起きたかい？気分はどう？」
竹中さんがカーテンの間に立ち、優しい笑みを浮かべていた。
A「竹中さん…。」
一瞬、「何で竹中さんがここに居るの？」と、聞きそうになった。
竹「クスッ)私は保険医だからね。」
A「え…」
私は、何故解ったのかと疑問の目で竹中さんを見たが、
彼はただ、にこやかに笑っているだけだった。
A「あ、あの、どうして私保健室に居るんですか？」
このまま睨めっこをしていてもきりがないと、私は違う疑問を竹中さんに聞いた。
すると竹中さんは、少し驚いたように答えた。
竹「君、階段から落ちたんだよ？覚えてない？」
A「え？階段？」
そう言えば、そうだったっけ？
あんまり覚えていないや。
竹「まあ、覚えてないのも無理はないか。」
竹中さんは、少し微笑んでそう呟いていた。
A「あの、じゃあ、誰が私を運んで来てくれたんですか？」
階段から落ちて気を失っていたなら、誰かが私をここまで運んで来てくれたという事になる。
きっと重かっただろう。ちゃんと合って、お礼を言わないと。
竹「？イナフと鬼男だよ？」
私の質問に竹中さんは、優しい笑みのまま答えた。
A「え？イナフ？鬼男？」
それは、聞いたことのない名前だった。
まあ、当たり前まのだが。
私が小首を傾げていると、誰かがドアを開けて入って来た。
ガラガラ
妹「僕はイナフではなく、妹子ですよ。竹中さん。」
それは、呆れた顔をした妹子さんだった。
?「失礼します。」
それともう一人、続けて入って来た。
背は妹子さんより十センチ以上も高く、
髪は色素が薄いのか金髪に近い色になっていて、
その髪の間からは、角のようなものが生えている男子生徒だ。
え？あれ角?まさかね。飾りだよ。きっと。うん…だぶん…。
妹子さんとその男子生徒は、私が寝っているベットの脇にある椅子に座った。
妹「大丈夫ですか？Aさん。」
A「うん。大丈夫。」
?「ごめんね？あの大王イカかが…。」
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巴(プロフ) - 清華@1話ごとの題名の付け方教えてさん» あ、ほんとですね！！ありがとうございます( _ _)この作品は今更新停止中なので全く気付きませんでした(￣▽￣;) (2019年6月4日 13時) (
レス) id: 3a0c07f160 (このIDを非表示/違反報告)
清華@1話ごとの題名の付け方教えて(プロフ) - 巴さん» オリジナルのフラグが立ちっぱなしになってしますよ(^^;;外しわずちゃいがちですよね‥‥‥私もよくやります。 (2019年5月11日 13時) (レス) id: d3cf4c2f26 (このIDを非表示/違反報告)
巴(プロフ) - 清華@1話ごとの題名の付け方教えてさん» そうですね。昔創っていた二次創作の夢小説になっています。なにか問題があるようなら消そうと考えておりましたが、どうかなさいましたか？ (2019年5月11日 13時) (レス) id: d5246e3142 (このIDを非表示/違反報告)
清華@1話ごとの題名の付け方教えて(プロフ) - 違ってたら申し訳ありません。これは、ギャグマンガ日和の二次創作小説ですか？ (2019年5月1日 8時) (レス) id: d3cf4c2f26 (このIDを非表示/違反報告)
巴(プロフ) - ちーちゃんさん» 有難う御座います！実際この小説のこと忘れてましたwww思い出したので、時たま更新しますね！ (2014年5月28日 16時) (レス) id: 11309f4091 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巴 | 作者ホームページ：ホームページの追加は禁じます。
作成日時：2014年1月8日 23時
