頼れる先輩は。【センラ】

先輩。-21- ページ22

セ「はいじゃあ、最後にこうして、完成や！」



『折原さん、やっぱり料理上手ですね。』



坂「美味そー！早く食べよぜー」



全『「いただきます。」』



ハンバーグの他にいつの間にか、おつまみが用意されていた。



もちろんこれは、坂田先輩用ではないことはわかっている。



『折原さん、まさか飲むんですか？』



セ「おん。少しだけやから大丈夫やで。」



嫌な予感しかしない。



2時間後、そこにはべろんべろんに酔った折原さんがいた。



『折原さん、お願いですから脱がないでくださいね！』



坂田先輩はお風呂に入ってていない。



セ「大丈夫やぁー、問題なんてないわー。」



『さ、坂田先輩...早く戻ってきて...ってちょっと！
折原さん、それ飲み物じゃないですよ！』



折原さんの手にはファブリーズが握られていた。



セ『んー？飲んでも死なへんやろー。大丈夫やー。」



『だからといって、飲もうとしないでくださいー！』



どうにかして、酔っ払いリーマンを大人しくさせないと。

先輩。-22-→←先輩。-20-

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す