【銀魂】甘党教師と秘密の関係を。5

143　[違う。違うんだ。] ページ23

さようならと、皆帰って行く夕暮れの道。



沖田「ねーちゃん、帰りましょうぜ」

沖田は下駄箱で靴に履き替える

Aは何かを考えるように下を向いていた

沖田「…ねーちゃん？」

名前を呼ばれてAは我にかえる

沖田「帰らないんですかィ？
あ、もしかして…学校が寂しくなったとか」

クスクスと笑いながら言う沖田

A「…うん、…かもね。」

浮かない顔をしては小さく呟いた

沖田「はぁ……ったく。」

ため息をゆっくりはく。

白く空気に触れて消える吐息。

Aの肩を掴むとグルンとAを廊下へ向けさす

そしてトンっと背中を押した

沖田「行きなせェ。先生なら教室に居たんでねィ？」

口角を上げて顎をしゃくり教室側を指した。

Aは振り返らず「ありがとうっ…」と言い残して走った。


沖田「…世話のかかるねーちゃんでさァ」





・






ガララララッ……



A「先生ッ！！」


急なAの声に目を見開く。

けれど振り向かずグランドを眺めている



A「…ごめんなさいっ……！」



頭を下げて銀八に詫びる

予想外の言葉に銀八は勢いよく振り返った。

A「何か悪いことしたんですよね！？私っ…」

一歩銀八の元に近付く

銀八は眉を寄せて首を横に振った

A「…じゃあ…なんで……。」

銀八はまっすぐAを見たまま口を開けようとしない。

A「じゃあっ…！私が先生を傷付けた？！」

その答えにも銀八は首を振る。




夕暮れが照らす二人しかいない教室に響くAの声。

144　[揺らがしてまた落とすんでしょう]→←142　[偽りでもいい]

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

デニムタイトスカート

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す