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*センセイ25 ページ27












「なっ、によそれ!勝手にやってれば!?」












女の子の甲高い声が響いたと思うと、勢いよくドアを開け教室から出てきた。










「あ、......」








出てきた女の子と目が合うと、キッと睨まれ何も言わず走り去っていった。










走り去る後ろ姿を見つめ振り返ると、実弥先生は腕を組んで教室の入口にもたれかかっていた。











「さ、ねみ先生......。」







静かに名前を呼ぶと、いつも通りの口調で「よォ、お前早く帰れよ」と笑いかけ歩いていってしまう。










待って、行かないで。












「実弥先生!!」









気づけば私は実弥先生を引き止めていた。
先生の足がピタリと止まる。振り返らないその背中に、私は想いをぶつけた。












「わ、私、実弥先生がそんな気持ちでいてくれたなんて知らなかったですっ!ずっとずっと好きで、ダメだって言われても、それでも好きで諦められなくて、将来を奪われるなんてちっとも思いません。むしろ先生がいたから今私こんなに幸せなんですっ、」









溢れる涙とともに嗚咽を飲み込んだ。








「だから、」







もう声は震えていない。
私はゆっくり先生に近づいて、後ろから抱きしめた。











































「先生、こっち向いてください。」

















本当はこのままエピローグ入る予定だったんです
けど予想以上に皆様の目にふれていただいたので
もう少し続きます!

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設定タグ:不死川実弥 , 鬼滅の刃 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
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あや - 私はさねみん推しで、今学校の数学の先生に恋をしています。なので、このお話を読んでいて、すごく楽しかったです! (2021年9月5日 12時) (レス) id: 676a376a05 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - 由瑞さん» ありがとうございます!もう少しお付き合いください〜 (2020年3月26日 9時) (レス) id: 1945be474a (このIDを非表示/違反報告)
由瑞 - 凄く面白かったです。続き楽しみにしています! (2020年3月26日 0時) (レス) id: 8d4739ba12 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - 殿茶さん» えっ、あの、ありがとうございます、小説連載されてますよね?私ずっと読ませて頂いてました!まさかコメント頂けるなんて、、嬉しい限りです。私も楽しみにしているので頑張ってください! (2020年3月15日 17時) (レス) id: c927656a5e (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - これからの展開に期待!更新頑張ってください! (2020年3月15日 11時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴神 | 作成日時:2020年3月10日 10時

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