検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:19,003 hit

*1 ページ2

?「痣だらけやん。キミ」


『……アンタ、だれ?』


中学校の校舎裏には、中々人が来ない。


日差しが校舎と重なっているから、昼間でも暗


くて不気味な雰囲気があるし、そもそも校舎裏


という場所に来ることがまずない。


……はずだと思ったから、私はここにやってき


たのに。


折「え?僕?僕は折原 千羅っていーます。珍しい名前やろ?そうおもたよな?今。」


『…どっか行ってよ。』


私は、いじめられている。


クラス中の人からは軽蔑され、バイ菌扱い。


教科書や机の落書きは当たり前だし、


トイレの水を飲まされるのも日常茶飯事。


頭からゴミと水を一緒にかけられることも


最近多くなってきた。


折「えー、せっかく自己紹介やったったのにー。もう嫌われてしもたんー?まだ僕名前名乗っただけですよ?キミの名前は?」


『ここは私だけの場所なの。だからどっかいって。』


折「まあまあそんなこと言わずにー。なんでそんな痣だらけなん?」


『だから、どっか行ってって言ってるでしょ!』


なんなのこの人。デリカシーってもんがないわ


け!?

*2→←*プロローグ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
125人がお気に入り
設定タグ:センラ , 浦島坂田船 , 歌い手
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:愛理 | 作成日時:2018年9月24日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。