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机に座りながらも、またしても吉本新喜劇バリにすっこけてみる。
いやいや、そんなことをしてる場合じゃない。
今の発言は、聞き捨てならぬ発言だぞ。
「まずいAの正体ってなに?あたしはまずくもヤバくもないっ。いたってフツウの女の子だぞ」
「そう思ってるのはAだけ」
有理絵がポンとあたしの肩に手を置いた。
「だって考えてみなよー。短いスカートなのに、そんなことおかまいなしに大股で歩くわ、走るわ、ジャンプするわ。カバンの持ち方だって、男子と同じように肩にかついで持つわ。声はデカイわ、笑い方も豪快過ぎるわ。
そして、その言葉遣い！他にもいろいろ。まぁ、お世辞でも女の子らしいとは言えないわね」
げげげっ。
なんだよ、なんだよ。
まるで用意された台本を読むかのごとく、そんなにすらすらと有理絵の口から出てくるほど、あたしってまずい要素が盛りだくさんのヤバイ女子なのか？
「確かにねー。でもさ、そこがAらしいと言えば、らしいのよねー」
「そうそう。見た目は可憐でキレイな美少女……ってカンジなのに、自分でそこを全く自覚しておらず。全くもって�狃�の子らしく�瓩箸いΤ鞠阿砲箸蕕錣譴覆い修亮�由奔放なカンジがいいところでもあり、ちょっともったいない部分でもあり」
おいおい。
「言ってることがよくわかんない。つまり、あたしは褒められてんの？ダメ出しされてんの？」
あたしがじと目で聞くと。
「要するに。カワイイのにそこを鼻にかけたりせず、飾らず気取らず自由なひかるは、男の子並みに元気がいいステキな女の子ってこーとっ!」
さとみが、あたしのほっぺたをむにゅうっとしながら言った。
「そうそう。そのギャップにキュンとしちゃう女子達がいるってなわけよ。で、ファンになっちゃう！みたいなさ。あ、チャイム鳴る。じゃ、教室戻るわ」
「あたしも席戻るねー。じゃねー」
同じクラスの有理絵とさとみも自分の席に戻り、景子とマヤは教室を後にした。
もうすぐ昼休みも終わり。
はぁーーーーーーあ。
窓側のいちばん後ろの席のあたしは、壁にイスごと体をもたせかけ、足をブラブラさせながら窓の外を眺めた。
外はこんなにいい天気で、桜もこんなにキレイなのに。
机の上のラブレターをちらっと見る。
「はぁ..」
ダメだ、憂鬱になってきた。
しまお。
あたしが体を起こし、机に手を伸ばしたその時。
ひょい。
白い封筒の手紙が宙に浮いたんだ。
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凛(プロフ) - ゆきかさん» ご感想ありがとうございます!!更新頑張らせて頂きます〜! (2019年11月23日 12時) (
レス) id: 5fcf5a2bb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきか(プロフ) - ストーリーの内容ものすごく好みです！更新待ってます！ (2019年11月23日 10時) (レス) id: f42ad21887 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ちあ子さん» コメントありがとうございます。大好きだなんて...!ありがとうございます!! (2019年11月18日 20時) (レス) id: 5fcf5a2bb7 (このIDを非表示/違反報告)
ちあ子 - 初コメ失礼します！！凛さんの作品大好きで、陰ながらいつも応援してました！これからも頑張って下さい！ (2019年11月18日 17時) (レス) id: becc6ee825 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 月夜七星さん» ありがとうございます! (2019年11月17日 21時) (レス) id: 5fcf5a2bb7 (このIDを非表示/違反報告)
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