今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:101,877 hit
小|中|大
第5章 実行委員会 ページ39
一週間後。
あれから折原先生に呼びたされたりしてない。
まぁ要するに、あのお仕置きの日以来、折原先生と話してない。
胸にモヤモヤしたものが残ってるのは、気持ち悪い感じだけど自分じゃ理由がわかんない。
だから、このモヤモヤを抱えたまま気づいたら一週間がすぎてた。
今は、HR中で前では折原先生が連絡事項なんかを話してる。
「あと、学級委員の藍沢と相川に連絡。
一週間後の9月27日にあるクラスマッチのことで話があるらしいから、放課後ここの教室いるよーにぃ」
一瞬私をみて、誰にもわからないようにニヤリと笑う折原先生。
反射的にバッ!!と不自然なくらい下をむく。
「連絡は以上!」
そう言って教室を出ていく折原先生の背中を眺める。
「学級委員てやっぱり大変だね〜」
楽しそうに声を弾ませながらこっちに来る結奈。
うーん……私が用事できたときとか結奈はいつも笑ってる気が……。
「なんでそんなに楽しそうなの?」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
327人がお気に入り
327人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ