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第４章 いつも通り ページ27
「ふわぁ〜…」
もう何回目かわからないあくびをする。
「眠そうだね？ A」
「あ、結奈…おはよー」
「おはよ、なんでそんな眠そうなの？ Aにしたら珍しい〜」
――禁断の恋ってやつ、俺としよか？――
あ〜っ！ なんで今思い出しちゃうんだろう……。
折原先生に見つめられて……それで、それで……き、す……して……っ。
ダメだ。やっぱ恥ずかしすぎる……。
「さっきから赤くなってどしたの？」
あっ……。
結奈の声にハッとして我に返る。
目の前には、不思議そうな顔で私をみる結奈。
そう言えば折原先生もパッチリ二重だった……ってちがう！
「へんなA。
それよりさ、英語の宿題やった？」
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