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「それがさ〜、その先生イケメンなんだって!」


「そうなんだ……」


「もう! ほんとに一之瀬くん以外は興味ないんだから……」



なんて言ってるけど結奈は男の子に興味ない気がする……。



今はイケメンとかって騒いでるけど、実際会ったら態度とか素っ気ないもん。



そのへんはイマイチつかめない結奈。



「それにしても、相変わらず騒がしいね?」


「うん……一之瀬くん人気すぎるんだよ……」



学校に近づくにつれて、女の子たちの騒ぎ声が聞こえてくる。


それと同時に私はドキドキしてくる。



一之瀬くんと同じクラスになってるかな……?



さっきは結奈に“なれる可能性は低い”とかってマイナスに言ったけど、実はちょっと期待してたりする。



ドキドキした気持ちのまま結奈とクラス発表のとこにいく。



身長154センチの私の目の前は人だらけ。



だから、結奈に見てもらおうと思ったけど……



「ムリ。男子が高すぎてみえない」



160センチ前後の結奈でも見えない……。


どんだけ男子でかいんだよ!

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作者名: x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年9月15日 16時

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