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話題変えようと思ったのに……失敗か。



イスに座ってできたてのご飯を口に入れる。



「言ってくれないの?

 ご飯なくてもいいの?」


「えっ……」



すでにご飯以外のおかずはお母さんに取られてて……。



このままじゃ本当になしになりそう……。



結局あたしは全部話して、おかずを返してもらった。



「LINE交換したくらいであんなに騒いでたの?

 Aもまだまだ子供ね〜」


「うるさいなぁ……。

嬉しかったんだからいいでしょ!」


「うふふ…Aにも好きな人なんていたのね!」



さっきとは打って変わって嬉しそうにそう言うお母さん。



「そりゃ……高校生だもん!」



そんなお母さんに自慢げに言ったらギロッと睨まれた……。



「ごめん…」


「わかればいいのよ」



……ニコッとそう言ったお母さんが今までで一番怖くみえた。



そのあとは、彼方くんのことを色々聞かれて……。



あたし、なんでお母さんと恋バナしてるの?



なんて疑問を持ったまま部屋に戻ってベッドの上のスマホが光ってるのに気付いた。

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作者名: x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年9月15日 16時

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