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その後、結局何も言えなかった私は
トボトボと先生の後をついて行った。
しかも、私は昇降口とは別の校舎に行っていたらしくて
先生に大笑いされたのは言うまでもない。
ムカついて睨んでやろうと思ったけど、
先生はすでに元の道へと歩き出していて、
「気をつけて帰ってよ〜」
なんて言って去って行った。
そんなスマートすぎる行動に、少し不貞腐れて…
「眉間に皺寄ってるよ?」
なんてあきに言われた。
しかも、トイレが長い事が心配になったのか
「もしかして便秘だった?」
…と普通に言われた。
あきはどうやら
私がトイレに篭っていたと思ってたらしい。
さすがに、
「迷子になってた」
なんて恥ずかしくて言えなかったので、
返答するのは止めておいた。
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