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その後、結局何も言えなかった私は
トボトボと先生の後をついて行った。


しかも、私は昇降口とは別の校舎に行っていたらしくて
先生に大笑いされたのは言うまでもない。


ムカついて睨んでやろうと思ったけど、
先生はすでに元の道へと歩き出していて、
「気をつけて帰ってよ〜」
なんて言って去って行った。


そんなスマートすぎる行動に、少し不貞腐れて…


「眉間に皺寄ってるよ?」


なんてあきに言われた。

しかも、トイレが長い事が心配になったのか


「もしかして便秘だった?」


…と普通に言われた。


あきはどうやら
私がトイレに篭っていたと思ってたらしい。


さすがに、
「迷子になってた」
なんて恥ずかしくて言えなかったので、
返答するのは止めておいた。

第3章 ベランダでの出来事→←・



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作者名: x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年9月8日 19時

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