6.バイト ページ7
「センラくん、センラくん」
「うん?今度はなしたん?」
振り向いたセンラくんにピラッと紙を見せる
「求人募集……?」
「そうなの、私がバイトしてるとこ」
へぇー、といいながらまじまじと見るセンラくん
「今ね、厨房の人数が足りなくって」
センラくんの隣に腰掛けてそう話す
「で、私が厨房入ることになったんだけど、そうすると接客の方が足りなくなるんだ」
「まぁ、そうやろなぁ」
「うん、それでね、店長に『同じ学校のイケメン誘ってこい!』って言われた」
時給はちゃんと出すし、ウェイトレスのお仕事だよ
と言えばうんうん、と頷いていたセンラくんの相槌がとまる
「もしかして、」
「うん、そのもしかして」
夏休みだけでいいし、週二回ぐらいだよ
と言う
困るよね、今回は困ってほしくないけど困るよね
なんて
「だめ?」
「いやぁ、センラがAちゃんにイケメンって思われてるなんて」
そういってニヤニヤする
「……私、センラくん以外に男子のお友達いないもん」
「……そうですか!」
拗ねたように唇を尖らせてそう言った
「……まぁ、構わへんよ、丁度お金貯めたかったし」
「本当!?ありがとう!」
お、おう……と戸惑い気味のセンラくん
そのまま放課後、店長のもとへ二人で行った
(イケメン連れてこいとは言ったが本当に連れてくるとは…)
✽✽✽
もう、なんか色々ありがとうございます
関連作品ランキング1位とれるとは…
このまま殿堂入り狙っていいですかね←
評価もしてくれたら嬉しいです!
コメントでシチュエーションのリクなんかも…
してくれていいんですよ?(/ω・\)チラッ
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柊*杏(プロフ) - でぃあぼろさん» 覚醒しそうですね(((これからに期待してください← (2017年10月12日 22時) (レス) id: 9e1d0abe0f (このIDを非表示/違反報告)
でぃあぼろ - おお、センラまんがついに恋に目覚めるか…!? (2017年10月12日 20時) (レス) id: d70a2ffcc9 (このIDを非表示/違反報告)
きょりだぬき - 柊*杏さん» レスありがとうございます〜ふわふわした感じの話かけないので羨ましいです〜 (2017年10月9日 20時) (レス) id: b2b228fcf1 (このIDを非表示/違反報告)
柊*杏(プロフ) - きょりだぬきさん» コメントありがとうございます。可愛い感じに書けてますかね?そうだったら嬉しいです! (2017年10月9日 16時) (レス) id: 61c21b16bf (このIDを非表示/違反報告)
きょりだぬき - 初コメです。なんかほほえましいですね()癒されます (2017年10月9日 14時) (レス) id: b2b228fcf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊*杏 | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2017年10月7日 15時