好きって絶対言わないから (ページ12)

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※ここからAside

駅にて

黒田「おーい！A〜おはよっ！」

今日は出張1日目

『え。今日田中さんが来るって聞いてたんだけど、』

黒田「急遽プロジェクトに入らなくちゃいけなくなって、

会社は違うんだけど、俺が呼ばれた！助っ人ね！

よろしくねっ！ A、！」

『う、うん』

黒田「なんか旅行みたいだね！新婚旅行ってかんじ？」

『さすがモテ男。口説き方分かってんねぇー。

でも私はそれに引っ掛からないから！』

その後は働いて、一日、二日と過ぎていき

3日目は私の部屋(ホテル)で一緒に呑んだ

4日目の夜。

黒田「そーいえばー、聞くのすっかり忘れてた。

この前の合コンの後、おりにお持ち帰りされてたけど、その後なんかあったのぉ？( ≖ᴗ≖)ﾆﾔｯ」

また黒田が部屋にいます。

『私の結婚相手役、やってくれるって。だから？一緒に住むことになった』

黒田「え、どーゆーこと？ 2人知り合いだったの？それとも1晩でそんなに？！」

『違う！ただの高校からの友達！』

黒田「えーもっと詳しく知りたい！」

『えーなんかヤダ』

黒田「じゃあ今日呑む缶ビール全部奢る！」

黒田、犬みたいにしっぽを振って缶ビールを5缶買ってきました。

『私5缶も呑めないよ。』

黒田「何言ってんの！俺も呑むの！ほら早く！話してよ！」

『はいはい』

『私たちが出会ったのは高一の時。』

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ここから回想に入ります。