先生!!殺していいですか? ~迫り来るもの~

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岩本 照side



hkt「…山田先生、来ないね」



ロビーで待っててと言われたけど山田先生はこない



…間に合わなかったのか？



sk「…もう無理だよ、残り30分だよ？



間に合わないに決まってる」



iw「…いや、信じる。



残り5分になっても俺はここで待つ」



今までの先生だったらこんなこと言わない



…山田先生は俺たちと正面からぶつかってくれる



なら、俺も正面から待つ



『おいおい、小道具あんな壊されて出来んのか？』



『舞台で皆で土下座しろよ、そうすれば面白いぜ？』



ym「皆!!」



周りの野次馬たちがうるさくなって来た頃、山田先生の声が聞こえた



ym「お待たせ、間に合ったよ!!」



iw「…遅いよ。



着替え行くぞ」



fk「え…間に合ったんですか？」



km「寄せ集めや。



破棄寸前の服探し回ってなんとか見つけたっていう感じやからな。



ほら、急いで着る!!」



俺たちは神山さんから衣装をもらって着替えに行った



…信じるんだ、山田先生を、山田先生のクラスメイトを!!

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