先生!!殺していいですか? ~俺の教師物語~

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NO side
　


岡本圭人は叫ぶ



kt「今までずっと負けてきて‼︎



勝ちたいって思ってきたら…別の人に負けて‼︎



なんで…勝てないの？」



岡本圭人の目からはまたもや涙が溢れてきた



yt「…圭人」



しばらくして、中島裕翔は話しかける



kt「何？」



yt「俺たち…似てるのかもね？」



その言葉に岡本圭人はカッとなる



kt「どこが似てるの⁉︎」



yt「両方とも、負けず嫌いってこと」



kt「…何それ」



yt「圭人は俺に負けてて悔しかったんでしょ？



俺も…今回は圭人に負けて悔しいよ」



中島裕翔は空を見る



yt「…今週末暇？



一緒に勉強しようよ」



kt「…何言ってるのかわかってるの？」



yt「俺、スピーキングとか苦手なんだよね。



逆に教えて欲しいんだ」



kt「…じゃあさ、逆に文法とか教えてよ。



俺、そっちの方が苦手なんだよね」



岡本圭人は隣に立った



その週末、2人は図書館に行き1日中勉強していた



2人とも、互いに苦手なところを教えあって授業でもメキメキと力を出してきたのだ



そこから週末や放課後とかに2人で勉強会を開くまでになった



その様子はいつの間にか殺せんせーに撮られており、卒業アルバムに【嫌い者同士からライバル同士へ】という題名で載せたれたのは2人にとっていい思い出であった

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