先生!!殺していいですか？ 5th

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神山 智洋side



これこそ




『粘液地獄』



殺せんせーの粘液みたいな感じに行動していく




これによってカオス状態だ



二宮『桐山、佐藤はスピードはあるが加速が遅い。



菊池はその中では最も劣る。



知念、神山、濱田の3人には特に注意しとけ!!』


二宮くんはすぐに指示を出す




裕翔「ねぇ、神ちゃん。



そろそろじゃない？」



智洋「…おん」




今回D組の作戦の土台になったのは『観客席の近さ』や



それを利用した客席に逃げ込む戦術と



次の手



序盤で飛ばされたふり(・・)をした高木くんと聡の出番や




A組の意識が俺らに向いている間に客席の後ろから棒を掴んだ




そしたら今度はそっちに意識が行く




…今だ!!



智洋「逃げるのは終わりや!!



全員『音速!!』」




全員が追手を振り切り一斉に棒へ



『音速飛行』や



高木くんが二宮くんの腕を掴む



瞬間、ふわっと高木くんは宙を舞って地面に落ちた



そして次は風磨を蹴り落とす



二宮「あなたたちごときが私と同じステージに立つ。



蹴り落とされる覚悟はできてますよね？」




このラスボス感



やっぱり理事長の息子




俺は思いっきり蹴り落とされた



俺は…二宮くんみたいになれない



けど、なれなくていい




俺の背中を山田くんたちが使って駆け上がる




俺らの守備はシゲと淳太



そのまわりにはマリウス、圭人くんが構えている



『なんで2人で押さえられてるんだよ!!』



大毅「梃子の原理や」



淳太「んなわけないやろ」




A組が崩れ始めてる



今しかない




智洋「来い、流星!!」

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