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JUN
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七「明日からいらっしゃってくださるファンの方へのアピールです!」
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七「そうですね」
七「『これから前日リハーサル!』といった感じで、」
七「生気がみなぎるお顔でお願い致します!」
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そう言って、ナギ先輩、おひいさん
そして俺を適当に寄り合わせて、
スマホのカメラをこっちに向ける。
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「だったら、私が撮るよ」
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すると、茨のスマホを
パッと取り上げたAさん。
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「ファンへって言うんなら、」
「あんたも写ってないとだめでしょ」
七「それもそうですね」
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「では、お願い致します!」と茨。
Aさんにスマホを預け、
俺の隣に、ズイッとやって来た。
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漣「素直っスね」
七「自分はいつ何時も従順でありますよ」
漣「へぇ〜」
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俺が茨に空返事をしているすきに
カシャカシャと
何回かシャッターが切られて。
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「こんな感じ」
七「良い写りですね!」
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ふたりで一台のスマホを覗き込む。
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漣「…………。」
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こんな風にAさんと茨の
仲睦まじいやり取りも、
もう見れなくなるのかも…。
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なんて。
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なぜか俺が、
センチメンタルな気分になっていた。
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じまさき(プロフ) - あおさん» はじめまして、コメントありがとうございます。そう言って頂けとても恐れ多いですが、とても嬉しいです。現在連載中の続編はまた違った内容となっていますので、そちらもお楽しみ頂ければと思います。ありがとうございます!(^^) (2021年6月15日 21時) (レス) id: 01dc0f93ee (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 電車で読んでいる学生です。鳥肌が正直止まりませんでした。こんなに二次創作の小説に没入したのは初めてです。作者様の文才に感謝感激です。これからも応援しております。 (2021年6月14日 7時) (レス) id: e101847516 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - じまさきさん» 実は早速読みました!これからも続き、頑張ってください! (2020年10月1日 21時) (レス) id: 054bf11f4d (このIDを非表示/違反報告)
じまさき(プロフ) - 葉月さん» コメントありがとうございます。こんなにも長い文章を一気読みだなんて嬉しい限りです!(TT)本日ちょうど続編公開しましたので、ぜひご覧ください!◎ (2020年10月1日 20時) (レス) id: 01dc0f93ee (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 一気読みしました!もう感動!最後の最後にやられました!新章も楽しみにしています! (2020年10月1日 11時) (レス) id: 054bf11f4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じまさき | 作成日時:2020年8月31日 19時