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Aと出会ったスカイホームの前。


夜の9時過ぎ。


そんなに大きくもないビルを見上げたら、
もう電気も消えてる。


「なんかめっちゃ懐かしいな」

「本当だね。
去年の秋までここで働いてたのに・・・」


Aと付き合い始めてまだ1年ちょっとやのに、
とてつもない長い時間が流れた気がしてる。


「入ってみよか。
俺、まだ鍵持ってるねん」

いたずら心が出て、
言うてみる。

「いいの?
そんな事して・・・」

「自分ちの子会社やし、
ええんちゃう?」

言うたけど、ほんまはめっちゃドキドキしてる。



裏口から忍び込んだ真っ暗な設計室。

だんだん、暗がりに目が慣れてきて。


所狭しと並べられたデスク、
雑然とした部屋の様子が目に入ってきた。

ほんまに懐かしい。


「ここがAの席やな」

窓側の丸いデスク。


「うん・・・
よくここでオークラと図面描いてたね」

わざと昔みたいな呼び方してくる。


「そうやな。
ここにAが座ってて。
後ろからよう図面をチェックしてたな」

「よく怒られてた。
ほんと怖かったんだから」

「お前、なんで?っていう失敗多いねんもん。
そら怒るやろ」

ちっこい肩とか、
綺麗な髪、
図面引く細くて白い指に、
内心そわそわしてて。

悟られへんように、
つっけんどんな言い方してたのは内緒や。


「そんなことないもん。
普段は頑張ってた。
でも・・・
オークラの手が当たるから。
ドキドキしてて、
集中しようとするほど、
あんまり話が入ってこなかった事はあった・・・」

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作者名:fool | 作成日時:2017年8月14日 10時

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