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「ヤス、なんて？」
イライラしてて怖いんですけど。
「近くにいるから、
合流するって」
「・・・」
聞いたくせに、無言とか、
ありえない。
すっごい不機嫌。
せっかく、久しぶりにオークラとお酒飲むなんて、
ちょっとはしゃいでたのにな。
これじゃ、仕事の続きじゃん。
オークラは特に私にだけ厳しい気がする。
もう泣きそう。
なんでそんなに怒るの？
もっと優しくして欲しい。
そう可愛いく言えたらいいのに。
「なんでそんな怖い顔してんの？
恐ろしいんですけど」
可愛い気なく、
ふざけた口調で聞くことしか出来ない。
「別に怒ってへんし」
オークラの声、低くて、
目も合わせてくれない。
「怒ってるじゃん。
もうやだ。
なんか気に入らないなら、
ちゃんと言って。
ここ、会社じゃない・・・」
泣いたらダメ。
ダメなのに、声が震えてくる。
なんで・・・
もう酔っちゃったのかな。
「A・・・？」
オークラの顔色が変わった。
「ちょ、どしたん？」
急に慌て出してた。
「どうもしない」
きって睨んでやる。
今更、優しくしたって遅いんだから。
絶対許さない。
・・・私が変なのかな。
仏頂面で不機嫌で。
ただ、いつものオークラなのかもしれない。
もう分かんなくなりそう。
「A・・・」
オークラが、何か言いかけた時。
店員さんが、
ヤスくんを案内して連れて来た。
「ごめんなあ。
急に混じって」
ヤスくんの、屈託ない優しい笑顔に、
ほんとに救われた気分になった。
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miho(プロフ) - どのお話も面白くて毎回楽しみにしてます！次が早く読みたいです! (2017年6月10日 10時) (
レス) id: 042562a3bb (このIDを非表示/違反報告)
^o^(プロフ) - 亮ちゃんの方も読ませていただきましたが、すごいお話に引き込まれました！続きが楽しみで楽しみで！更新楽しみに待ってます。 (2017年6月7日 18時) (レス) id: 19303c9d1e (このIDを非表示/違反報告)
クララ - この先がドキドキです♪更新楽しみに待ってます(о´∀`о) (2017年6月3日 3時) (レス) id: c896e42c6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2017年5月30日 15時
