僕らのシェアハウス

レベルの高いお昼ご飯 ページ17

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ジェシー「樹はダメー！」

慎太郎「絶対またセクハラするよこいつ！」


樹「だからあれは誤解！
大丈夫大丈夫！俺なんもしないから」


北斗「それに関しては信用出来ねぇよ」









目の前でされる会話を聞きながら
テレビを見つめる高地さんの隣に避難する




この人は本当に平和だ









優吾「あれ？逃げてきたの？」


「うん、言い合い始まったから」


優吾「あー、そっか(笑)
あいつら1回話し出すと口止まんねぇから」








私に共感してくれて優しいし
ニコニコ笑顔には本当に癒される








「高地さん、」


優吾「なに？」


「…ううん、なんでもない」









高地さんが車の免許をとってるなら
お願いしたい、と思ったが

やっぱり辞めておいた





迷惑かけたくないし
きっと樹さんになにかを言われる








まぁ、樹さんと仲良くなるきっかけになるかもしれないし
ポジティブに考えるようにしよう









ぼーっとしながら
まだふざけて話している4人を
私は静かに見つめた









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「すごい…」








午後12時半
机に並べられたオシャレなお昼ご飯をみて思わず声が漏れた







今日は、みんなが言うには
料理が1番上手な北斗さんが当番だったらしい




普通のお昼ご飯としては
すごいんだと思う









今までお昼は要らない、と断って
学校の食堂でケーキとかばかり食べていた私

家でもまともにご飯を食べることは無かったから、少しワクワクする









「北斗さん、すごい」




北斗「…そう？ありがと」



慎太郎「北斗照れてる〜！」



ジェシー「かわいー北斗」









また騒ぎだした2人を他所に私は北斗さんに言われた席に座った








それにしても、ほんとにレベルが高い…
北斗さんは優しいし料理もできて
しかもカッコイイ





きっとモテるんだろうな…


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